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履修管理について適当な所感

大学が始まると、高校までとは違い、自分で履修科目決めて時間割組んでいく必要があります。面倒ですね。
ですが自分だけの時間割を組むのは気分がいいです。

とはいえ筆者も新入生の頃はビクビクしながらCampusSquareやKibacoに履修科目を並べていったものです。

履修登録そのものについては、学校側も(情報だけは)詳しく教えてくれるので、こちらのページを見ると良いでしょう。
入学の際に貰った書類にも、履修相談云々といった感じのパンフが入っているでしょうから、不安な人は相談に行ってもいいと思います。
筆者は行きませんでした。

あと今年は、親切な方が噛み砕いた詳しい準備を説明してくれているアカウントがあるので、それを見るのもいいと思います。
筆者は全部自力でやったので、こういう方がいるとありがたいですね。

以上、堅苦しい説明はそちらの方にお任せして、筆者は自分がどうやって履修決めて整理してたのかを適当に並べていきたいと思います。


筆者の履修管理

時間割はExcelで

筆者が履修した科目については、以下のnoteで詳しく説明していました。

しかし、履修の決め方や授業の曜日、時間についてはあえてスルーしていたので、その当たりのことを書いていきたいと思います。

まず、筆者の履修管理についてですが、これはExcelで行っています。

※後述する⑥で時間割についてお話しますので、この時点で早とちりして時間割を参考にしないでください。


1年次時間割
1年次単位表
2年次時間割
2年次単位表

科目ごとに色分け、教科の右には単位数、矢印は通年、あるいは一学期に複数コマある科目の余りです。

これは真似しろとかそういうのではなく、単位数の計算に便利なので使っています。
Kibacoの時間割はシンプルですが単位について書かれていませんし、CampusSquareの履修表は合計単位は乗っていますが、それがどの科目の単位なのかが成績表じゃないと見れません。

シラバス見れば乗ってますが、時間割と「この授業はこの科目で何単位だぜ!」って情報が一緒に載っているサイトがないんですね。


Kibaco
CampusSquare

なので、筆者は単位数計算も兼ねてExcelで時間割表を作っています。
Twitterを見るとスマホアプリかなにかで履修管理している人も多いようですが、Excelあるしこっちでええやろの精神でスルーしています。
なんのための表計算ソフトなのか。こういう時のためのものなんですね。


履修する科目の埋め方

筆者は法学部なので、それについて書きます。
 他学部生は法学部のところを自分の学部に置き換えてください。

※ここで語っている内容はできる限り春休み中に完了させてください。
 4月は前期分しか正式に履修登録ができませんが、予定としては前期履修登録開始時点で、一年を通した履修科目、時間割を決定しておきましょう。


さて、いざ履修科目を決めていくわけですが、それにあたって道筋を立てていきます。つまり、

卒業必要単位数の把握
必修科目の確認
今年度取る必修科目の確認
④必修科目は何曜日の何限か
⑤余ったコマの埋め方
単位数の確認

といったような具合で、重要度の高いタスクからこなしていきましょう。
以下、書かれている情報は全て「履修の手引」を参考にしています。


卒業必要単位数の把握
 ※法学部法律学コース、政治学コースのものを書きます。
  法曹養成、その他の学部の方は適宜自身の情報に置き換えてください。

法学部(法律学/政治学コース)単位早見表

履修の手引を細かくまとめるとこんな感じ。あくまで圧縮版として用い、「履修の手引」もしっかり読むこと。


必修科目の確認
 必修の情報ⅠA、実践英語(1年次)は大学側で勝手に履修登録されます。基礎ゼミ(1年次)、実践英語(2年次)は、大抵の方は先着登録があるので大学の話をよく聞いておくこと。

 専門必修は「履修の手引」の表に書いてあるやつです。とりあえずA科目、AB科目を確認しておきましょう。コースによってA科目、AB科目は違いますが、「憲法一部」「民法一部」は法律学、政治学コース両方のA科目です。


今年度取る必修科目の確認
 ④必修科目は何曜日の何限か
  ⑤余ったコマの埋め方

 ここを見る殆どの方は1年生なので、それを前提に話します。基本的に話している順番が重要順です。

 まず、基礎ゼミ以外の赤文字の必修科目については、大学側が勝手に履修登録してくれるので気にしなくていいです。コマの曜日と時間は確認しておきましょう。

 基礎ゼミについては、シラバスとにらめっこしてください。どの曜日がいいか、どんな内容でどんな評価方法のやつがいいか。自分で判断して決めること。個人的には面白そうだと思ったやつに即行で乗り込むべきです。

 専門必修は、法学部生は「刑法一部」「民法一部」「憲法一部」を最低限取ってください。「憲法一部」と「民法一部」は両コースでA科目ですし、「刑法一部」も法律学コースでA科目です。政治学コースだとB科目になってしまいますが、一年生時点ではコース分けはまだされていないので、将来的なA科目として取っておくことを強くオススメします。初学者にも優しめです。

 それ以外の科目は、時間割や予定との兼ね合いになります。優先して取る授業のコマがいつかを確認して、空いている時間にバシバシ講義を入れていきましょう。

 私は1年次、「履修の手引」が奨めるまま、法学系の基盤・教養科目を取っていました(1年次の時間割参照。「刑事法入門」など。「履修の手引」にも記載有)。法学について色々と慣れる意味も考えると、取っておいたほうがいいです。

 ただし、これは絶対というわけでは当然ないので、法学に全然関係ない基盤・教養をガツガツ取っていっても問題はありません。ただし、法学部生は「民事法入門」は必ず履修してください(後期)

 基本的に1年生のうちは、A科目以外は、赤文字の必修にあたる基盤・教養科目を取っていけばいいでしょう。というか1年生のうちに取りきっときましょう。他のAB科目、B科目などについては⑥で話します。

 

単位数の確認
 
そんな感じでA科目3つ、基盤・教養を必要数近く取る……というムーブをした場合、40単位弱になると思われます。これはどうなのかというと、少ないです。

 皆さんは一年間にどれくらい履修すべきだとお考えでしょうか。4年で124だから1年で31……なんて考えてはいけません。4年次には就活がある場合がほとんどですし(ちなみに法学部は卒論不要)、できる限り後々の履修数を減らすことが重要です。

 それと年間履修数上限というのもありまして、法学部ノーマル勢の皆さんは、1年次、2年次が各54単位、3年次、4年次が各46単位です。早いうちの方がたくさん取れるので、早いうちにたくさん取りましょう。

 個人的な理想としては、1年次、2年次で各54単位MAX取って、3年で残りを消化、4年は履修なしにするくらい早足なのがベストです。筆者の2年次時間割が52単位なので、それにあと1講義プラスしたくらいの密度だと思ってください。筆者の1年生の時間割は、最低限といった感じです。本来なら1年生のうちからバリバリ履修していくべきです。

 加えて、筆者の1年生の時間割はすごく歪ですよね。空きコマも多いです。本来なら、こんな大学行く日を増やしてるだけの虫食い時間割は作ってはいけません。筆者の代はコロナ禍の影響で、オンライン授業が多かったため、こんな歪な時間割でも大丈夫でした。むしろあの汚い時間割は、オンライン授業に合わせて効率よく作っています。ただし、それでも履修数が少ないことは問題です。

 形や密度を参考にするなら、2年次の時間割が参考になります。空きコマも作らず4日で完結させています。これで52単位です。基本的にはこんな感じで、空きコマを作らずに密集させて作るのがベストです。平日に休みを作れるとなおいいですが、一年生の場合基礎ゼミや情報リテラシー、英語などで強制的に登校日を設定されるので、A科目も加味すると、よほどの豪運でない限り確実に週5です。早いうちの苦労だと思って諦めてください。

 参考にしてはいけないと言いはしましたが、それでも筆者の1年次の時間割は最低限必要な授業を取り、オススメの法学系基盤・教養科目も詰め込んだ優等生()の履修です。あの時間割から「中国語」「ツーリズム産業論」をとりあえず抜いて、開いているコマに授業を詰め込む形をとると、時間割が作りやすいでしょう。

 専門AB科目やB科目はやはり標準履修年次に合わせて取るべきか、という疑問については、一概にそうとは言えません。法律学系の講義は、オススメの通り2,3年で取るのが安牌ですが、政治学系の講義は1年生でも十分ついていけます。少なくとも、政治学コースのA科目、AB科目は1年生のうちに取っておいてもなんの問題もありません(「行政法一部」だけは重め)。「西洋政治史」も全く問題ないです。

 他学部の専門科目は、人文社会学部のものが楽単多くてオススメです。それ以外や基盤・教養・基礎科目についても、シラバスや「みんなのキャンパス」を見ながら良さそうなのを選んでいきましょう。

 言語は取りたければ取る感じでいいです。筆者的には8単位が確定するのでオススメですが、多国語とかメンディーな人はスルーで無問題。

 そんな感じで埋めていって、できるだけ早いうちに多く履修しておくとよいでしょう。後に置いていってもいいこと何もありません。


まとめ(1年生用)


 英語、情報リテラシーが決定される
基礎ゼミを決める
➡必修A科目3銃士(刑法一部、憲法一部、民法一部)を入れる
必修になる基盤・教養科目14単位分を入れる(法学系オススメ)
➡余ったコマに専門必修AB or B や他学部専門、基礎、基盤、教養を入れる
➡入れながら調整、単位数の確認
➡54単位以下かつそれに近い程度に多めに履修することを確認
➡Kibacoで履修科目の登録

―――――ここまで春休み中に済ませるのがベスト――――

CampusSquareで履修の確定(始まったらすぐ)

このような感じになります。
履修の仕方や日程については上述した大学公式サイトを参照ください。

では、よい履修ライフを。

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