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ヤシコンZeiss沼に足首まで浸かってニッコリ笑ってる話

最近Carl Zeissのレンズにハマっている。
たまに一緒に仕事をする写真屋のオジサンから『CONTAXのレンズは良いぞ!』と聴いたことがあったのだけど、ヤシコン Zeiss Planar T* 50mm F1.4をEOSで使用してみて納得。
絞り開放付近の奇跡的な柔らかさとシャープネスは比類のないものだと思う。
EF 50mm F1.4も繊細な線を描くレンズなのだけど更に圧倒的な繊細さで、女性や子供を撮ると無茶苦茶にドリーミィでパワーのある画が出てくる。
被写体の肌や瞳の質感を引き立てるのに秀でており、なんだかプルップルで美味しそうな感じで写るのだ。
仕事の撮影でも、動きモノじゃなければEFよりZeissを選ぶくらいこの描写に惚れ込んでしまっている。
ただ、ピントの山が見づらいレンズなので、ピントの精度を上げるには使い込みと慣れが必要。
電子接点付きマウントアダプターのフォーカスエイドに頼ろうと購入してみたが、アテになるものではなかった。
現在は電子接点なしのマウントアダプターでEOSにマウントしている。
歪曲収差は強めの樽型。
絞り羽根の長さが足りておらず、F2.0 ~ F2.8で点光源を写すと、丸ノコ形状の後ボケ&前ボケが得られる。
後期型(MMJ)だと解消されているそうだ。

50mmがこんなに良いなら・・・と、他の焦点距離にも興味を持ってしまうのは仕方がないことだと思う。
ポートレートの90%以上は50mmと85mmの2本で撮影してたのだけど、ここに135mmを加えたいって気持ちは前々からあって、ヤシコンZeiss Sonnar T* 135mm F2.8をヤフオクでゲット。
こちらについてはまた気が向いた時、記事にしようと思う。

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