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札幌テレビ塔にかかるこいのぼり、なんてのを看板に掲げつつたまにはこんな詩を。挫けきって転んでもそのままうずくまらないための詩。

まあ久々に少雨の札幌で、出かけておきたいが天気はグズってる、
なんて日和でして。
 ぐずたら時間を過ぐしてよとや、なんですがこれならば
一応手間もかからず午後6時締め切りで出せるか。

 まずは看板写真の補足情報から。

まあ定山渓よりもニュースになってない時点でどうよ、
ではあるが公式の提示って、あるにはあったのね。

〈期間〉4月22日~5月6日

な期間限定のこいのぼりではあったと。

では「ら」スレの東日本大震災時にあったメモ書きから
インスパイヤされて調えた詩でもどうぞ、といふことで。


挫けきって転んでもそのままうずくまらないための詩


無力感をかみ殺してでも普段どおり仕事すること
回りまわって被災された方の役に立つのかもしれない

そのうち飽きて来やがって最大の支援は普通に生活すること
それをいたずらに拒む人間はどうしようもない

兵庫県南部地震でもそうだった
やはり東日本大震災でもそうだった
ブラックアウトした北海道でもそうだった

馳浩のへいこらパフォと
「まれ」と
「まれいたそ」の呪いのような
因果応報なので
放置の多い輪島なふいんきはするが

ペットボトル備蓄よりも普段からミニのペットボトルを
すぐに携帯して持ち歩くことにするなどとか
自発的な意識の変革は必要かもしれないけど

だれだってそうだし
そう間違ってもいないし
これは仕方ない
決まりだもの

他のものがあまりに非日常的だと
とりあえず「いつもの日常的なもの」に触れて
現実を受け止めようとする
その姿勢からやり直すことが日常に対峙するための
全うで理想的なフォームになり
やがてホームになる

挫けきって転んでも
そのままうずくまらないのが大事だから
気候変動リスクのあるところに住んでるのなら当たり前

だからいたずらなパフォで気取ってるものを
気にしない蛙の目を常に持つことが
普段どおり生きていく上で重要なこと


余裕があれば元になった書き込みのメモでも付けることは
あるかと(調整とやる気と評判次第ですが)。

では夕方の一区切りとしてはこれで。





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