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札幌の書店について。~ここに来てJR北海道の完全な自滅局面<過去パートの証拠篇>

ま、いってみればこれは「筋違い」スタートなので、ここで
コメントしても「観ず天」かまされたから、しようがなく
一本に仕立てるわけですが。

といふことで「#虫干しと天地返し」をやって探してた
「YAWARA!」のノートが見つかったので(といふことはだ、
かなり初期の写経ノートかと)、そこからのデータを
起こしてみる。

一応これは1990年代の札幌中心部にあった書店の主なデータ。

詳細としては店舗名、坪面積、定休日、開店時間と短評が記され、
近い時期においては開閉店の情報も適宜加えてあった。

言ってみれば各デパートに書店は必ず付設されていて、
なおかつ時代的にはそうした中心部であっても古書店も必ず
街中にあって、これらが淘汰交替するたびに「街中へ本を買いに」
行く必要性が日々衰退していったわけなんですが。
(最初にデパートから書店が撤退したのは北見に本拠を持っていた
福村書店が丸井今井から撤退し閉店したのは1995年11月。これに
相前後して丸井今井の福村書店やアルシュビルの旭屋書店に
間借りしていた二木店長を中心とした人達は書店を出て、
アニメイトが札幌でも単独で店舗を構えるようになるわけで)

大通
福村書店<札幌店(丸井)>/70(坪)/水曜休/10-21
・元々本体アニメイトのような店だったから。末期はダシガラ。
(1995年11月閉店)

すすきの(といっても狸小路)
旭屋書店<札幌店(アルシュ(Arche))>/374/
第2・第3木曜休/1030-2030
・使える。JRA場外馬券場とも連絡路あり。品揃えはあった。

多分ベースはフットワーク出版社の「本を探す本」だったと
思うのですが(坪面積のデータまで書かれてたのはそこかなと)
初期の写経ノートにあったので、そのあたりの精緻なメモがない。

http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/2266357.html

ただ、写経してあった内藤陳のコメントはいろいろ刺さると
思うから、引き写しておこう。
(該当ページは書かれていないので平に御容赦)

内藤陳「なかには、図体ばかりデカくて、ダメな書店もあるからね。
    店員の本に対する知識・愛情の無さがみえみえなの。
    そんな書店に行ったら、探しにくくてしようがない。
    店員に聞いてもダメ。やさしくないの。」

「本を探す本」(フットワーク出版社)1992

で、ズラズラ他も並べた方がいいのですが、そこまで行くと
本題とズレ過ぎるので、ここは件の弘栄堂書店に絞ると。
(地元資本の書店と大手書店の当時の比率とかは別件で)

さっぽろ
弘栄堂<パセオ店>/48(坪)/第3月曜休/10-21
・本が手に入れ易い。入りやすい。
(補足・当時は代ゼミに通っていたのでパセオ東の
玉光堂と並んだパセオ店は入りやすく使い勝手も良かった)

弘栄堂<地下鉄店>/177/隔月月曜で1回休/9-21
(日曜日のみ10-21)
・意外な本が見られる。資料が手に入りやすい。

弘栄堂<駅前名店街店(後のAPIA店)>/90/
第2火曜休(但し不定)/9-21
・本は豊富。カウンターは行きづらい。
(補足・APIA以前の駅前名店街店時代はかなりの
売り場面積があり、かなり大きな、ただ逆に威圧的な
態度を持った書店の印象があった。APIA店になって
からは店もコンパクトになり、効率的な書店運営を
しているように外見的には見えたが)

さっぽろはこの頃だとそごうに明正堂書店、五番館西武
にはリブロがあり、東急には旭川富貴堂がBooks東急を
出店していた時代。そしてほどなくしてパセオ西店が
1995年に開店する。

さっぽろ
弘栄堂<パセオ西店>/40-50前後/第3月曜休/9-21
(1995年開店)
・駅西口の好条件立地。少し落ち着かないぐらい。

ここまでがひとまず過去パートかな。現状分析篇は後日上げようかと。
(ここまではネットに繋がなくてもパソコンで清書は
出来るので)

<過去パートの証拠篇>でした。

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