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まあここは取って出しの行動力あるのみか。アフターケアもぬかりない『百姓貴族』のコメントVをまくらにかつての文章をレストアしてみる。ソフィア・ヤンソンと岡田斗司夫とは世代間格差があるから『ムーミン』だと自ずと異なってしまう、といふ話。

しかしここはアフターケアもぬかりないなあ。

何より需要がわかってる。
 まあくじらの名前を意識したのは『銀魂』でも
『らき☆すた』でもなく『クッキングパパ』で荒岩一味の
母親を演じた頃からなんだけど。

荒岩カツ代役だっけ。ちなみに検索のサジェストでほぼ
出ない上のページは苦心して当時の掲示板で情報を伝えた
辛抱で出来たデータでもあるので参考までに。

で、もう一本くじらと千葉繁対談のVがあるのかな。

田村睦心(アラカワ)・本多真梨子(編集イシイ)の対談も
二本あるっぽい。

まあ4コマギャグ漫画は大地監督が『ギャグマンガ日和』
で導入して以降やはりプレスコが定番だよね。
(まあ『ギャグマンガ日和』みたいに漫画本をほぼ
プレスコ台本として扱うのは流石に稀ですが)

ああ、結局DVD特典用の話に牛とのエピソード盛り込んだ
のか。田中義剛はそこを経験でドラマ出演したきっかけが
あったから(牛の出産シーンがあるシーンで経験者として活躍した
ドラマがあったのだが、肝腎の情報がウィキペディアにすら載ってねえ)、それとアタックヤングで北海道に馴染んだってエピソードもあるん
だけどね。

 まあとってもいいダイレクトマーケティングなコメントVだなと。



あ。
昔ソフィア・ヤンソンの話は消滅した掲示板では
岡田斗司夫の世代とは見方が異なる、って書いてたけど
noteで纏めてはいなかったのよね。

じゃあ、そのあたりを復刻リライトしてみますか。

ひそかに集めているキャラクターはムーミンです。 
ムーミンは精霊 でも娘は「カバ」と言います。 
先日も 娘「カバ」 私「精霊」の連呼のし合いをしました。 
仁義なきたたかいが、親子で繰り返されて|みゆり

ここから連想されてきたものだけど。


 まあ記していたのは広瀬すずがヒロインで「ラヴィット!」やる前に
朝ドラに大塚康生氏っぽい役で麒麟川島が出てた「なつぞら」
の頃だから2019年の初夏の頃か。

ここんとこウオッチしてた岡田斗司夫のコメント関連派生で、当方のスタンスから書いてみたいテーマがあったので、
それを書いてみんとてするなり。

元テーマはこちらですので、これを読んでいる前提で話を進めますと。

典型的な日本海側特有の花曇り日和(別名自転車日和)(2019.06)

で、この当時の参照は今もあるのか。
 まあ記憶保持装置としてのニコニコだから、これらのページ
はちゃんと現存してるか。

岡田斗司夫の毎日ブロマガ
「【 知ってるようで意外と知らない『ムーミン』特集 2 】 3つのムーミン」

岡田斗司夫の毎日ブロマガ
「【 知ってるようで意外と知らない『ムーミン』特集 1 】
 日本人とムーミン」

これらを踏まえた上で。


いわゆる最近のムーミン事情、ってヤツですが。
1990年のフィンランドのムーミンの会社が主体になって企画し、
日本に外注する形で作った『楽しいムーミン一家』というアニメです。
を主軸に取って、一応こっちのスタンスからお話ししてみよう、って
ことですが。

>つまり、日本としては下請け会社として作ったわけですね。
とされてますが、まあ実質商品化までの主体はちょうど代替わりに
差し掛かっていたオムニバスプロモーション側にあったのかなあ、
と思うワケで。

典型的な日本海側特有の花曇り日和(別名自転車日和)(2019.06)

 一応押井守仕事を最後にオムニバスプロモーションは2013年廃業に
なってはる。
 当初はザックプロモーションの水本完氏と立ち上げては
いたのか。
 主にタツノコプロやスタジオジブリが職業声優を使って
「鈴木敏夫まるだし」に支配されてなかった頃まで
仕事されてたところですが。

(いわゆる「ドカベン」から「クッキングパパ」の時代まで多くの
声優に慕われ、かつ千葉繁から林原めぐみまでを育てた名伯楽斯波重治
音響監督が勇退していく中で(最後の音響監督作品の一つで、
「チキチキ」のケンケンやってた神山卓三氏や当時「まる子」以外では
あまり声の出演をしてなかったTARAKOまで出ていた斯波重治の
総決算的作品が、私の好きなアニメで、ヤンソン姉弟にも見せたことから
『楽しいムーミン一家』がアニメ化されることにもなった、ともされる
・・・いわゆる『あひるのクワック』って作品なんですけれども
(これもまた原版流失で、完全版が見られなくなっているとか))

 千葉繁が「めぞん一刻」時代のサウンドプロデュース研修時代を
経ていよいよ音響監督として「食い扶持を確保する」ためにも作られたのが
『楽しいムーミン一家』なのではないか、って側面もあるのですが
(ちなみにほぼ脚本を手がけていたのが昨年亡くなられた
故・宮崎晃氏(78話中50話分の脚本を担当)。

そこからいよいよテレスクリーンが厳しくなり、(名前もこの頃に
「テレ・イメージ」へと変更、「ヨーヨーの猫つまみ」などを制作
した後に制作から撤退して、現在は版権専門のワコープロに至る、
なんて歴史もあると)

宮崎晃氏の脚本から外れる部分までやらかさなければ立ち行かなかった
2クールの蛇足部分が『楽しいムーミン一家 冒険日記』ってことに
なると(当時の平均視聴率が78話で9.1%、『楽しいムーミン一家 
冒険日記』26話は5.8%)。

で、『クッキングパパ』や『魔女の宅急便』でも重用されていた
高山みなみがムーミンになり、後のトランスフォーマーシリーズにも
繋がる千葉繁「音響監督」が子安武人を起用して
「地獄の(子安)スナフキン」が爆誕するわけですけどね)。

典型的な日本海側特有の花曇り日和(別名自転車日和)(2019.06)

だから「地獄の(子安)スナフキン」と「地獄の(子安)コンボイ
(オプティマスプライマル)」は千葉繁と子安武人で連綿する、
なんだけど。



一応保存はしておいた『あひるのクワック』の画像。
左から小熊のハンク(緒方賢一)クワック(林原めぐみ)ウィニー(小林優子)

世相としては『らんま1/2熱闘編』と同時期で、
同時に掛け持ちしているスタッフやキャストも多く
音響監督も同一(斯波重治)。なのでらんまと同じ
親子のキャスティングでもありました。
 ラスボスが千葉繁です。

あと余談で言うと斯波重治音響監督がディレクションして
いた『クッキングパパ』のスポンサーだった日本ガス協会は
まんま高山みなみごとスライドして「バーロウ」の震源地
『名探偵コナン』にスライドするんだけど。
(まあそのサマがある程度悔しかった一面もあって、基本
『名探偵コナン』を避けるわけですが)

(『H2』で日本ガス協会のCMが流れていたかはホントに
記憶がないわ。鈴木真仁ちゃんのモノローグ能力を引き上げ、
今となっては津田健次郎のデビュー作としても知られる
『H2』だけど三ツ矢雄二色が強すぎて先走り枠消滅に
移行したのは史実の示すところ)

 ま、ホントに余談でしたが続けると。

 一応トーベ・ヤンソンが弟のラッセ・ヤンソンと共に来日した時に
『あひるのクワック』を見せたのと、名倉さん(『とんがり帽子のメモル』
でリュックマン、といふキャラを出すほどの『ムーミン』フリークだった
名倉靖博)をホスト役兼対談相手として起用したことで名倉さん
キャラデザベースの『楽しいムーミン一家』になったわけですけど。

(最近の名倉さんは『3月のライオン』で米津玄師のED「ORION」のアニメ部分を手がけたり美術設定に入っていたりしたのが印象的でした)

>虫プロの72年版『新ムーミン』にも、トーベ・ヤンソンは満足せず、1992年くらいから以後は日本ですら再放送を自粛するという形になって
しまいました。
上の名倉さんとの対談時にも出て来ていて、その後覚書的にそうなった、
って話なのですが。

まあ初期のおおすみ正秋版(人形劇出身の演出家で、ムーミンの恋人役に
アイヌ語源(花、の意)からノンノと付けたのはこの人)はともかく、
『新ムーミン』でやりたい放題やらかしていたりんたろうの悪業を
トーベ・ヤンソンが許さなかった、って一事だけでもこの場合は
むしろ「適切」だったな、といふのが当方の見解、ってヤツになるの
かなと。

(まあ岸田今日子も広川太一郎も高木均も主題歌歌ってた藤田淑子も
亡くなっている世界で、かつ「親と子のフジテレビ」もとうに喪われた
現状でそのテの我儘が通らなくなるのは、至極必然なのかなあと)

 まあ最近の岡田斗司夫は「なつぞら」のフォローコメントはいいけれど、やっぱり世代間格差的には『ムーミン』だと自ずと異なってしまうよなあ、
といふことでそんな位相を少し記してみました。

典型的な日本海側特有の花曇り日和(別名自転車日和)(2019.06)

とまあ今回はこちらのかつて書いた記事をレストアしてみました。

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