ふう。状況的にはもっとスッと消化
していいはずの『パリピ孔明』が
観終われない。

といふことであえてここは過去に
遡るか。といふことで『天地創造
デザイン部』を今更まとめてみる。

原作は蛇蔵と鈴木ツタがベース。
蛇蔵は仲里依紗主演でドラマにも
なった「日本人の知らない日本語」
の漫画＆構成を担当してた人だっけ。
今回はネタが蛇蔵で鈴木ツタが
ネームを切っているのかな。

『パリピ孔明』と『天デ部』の
共通項は主に音楽面でavexが担当、
OPが歌英子の96猫であると。

音楽制作■エイベックス・ピクチャーズ
OP｛Give It Up?｝歌・96猫
（エイベックス・ピクチャーズ）

私的診断のポイントは「虫プロ
縁の旭プロで河内山隆の復活」、でした。
アニメーション制作●旭プロダクション
アニメーションプロデューサー ●河内山隆

こちらも元は虫プロ残党の貸しスタジオから
出てきたサンライズ時代の７スタ組か。

懐かしくてネタ出しの協力してた
データを貼りましたが。
　『スクライド』を経てマングローブ
設立したけど潰したPDの復活が
一つの見どころでした。
　アニメ制作の旭プロダクションも
旧虫プロ系でここはもともと撮影
中心のプロダクションだったので
無事で、この御時世でもある程度
出資側に回れたから生き残れたの
かなと。

音楽■松尾早人／音響監督■飯田里樹
／音響制作■スタジオマウス
音響制作は大塚明夫庇護主義のマウス
プロモーションと繋がってて、
納谷六朗氏の息子が舞い戻った
スタジオマウスだけど、この
御時世でサービスが過ぎて
二言三言余計なことをゴミに
吹き込んだ飯田里樹が音響監督。

キャスト
神様◆龍田直樹［青二］
下田◆榎木淳弥［AT猿］
上田◆原由実［アーツ］

なお、デザイン部のデザイナー
6人とエンジニア1人の全員の
苗字は太陽系の星（惑星じゃ
なくて衛星あたりのニュアンス
かねえ。冥王星は準惑星扱いに
なったはずだし）の名前が
モデルになっている。

土屋◆井上和彦［B-Box］
ユニコーンバカなのはギャグ
キャラとしての井上和彦らしさ
全開なのでそんなに御せない
キャラじゃない。シマウマと
タツノオトシゴは採用されて
いる。
木村◆梅原裕一郎［アーツ］
好青年っぽいがデザイン動物
喰いたがりイーター。食欲旺盛
なのはいいが、「美味しい」
基準がブレないので随所でウザい。
水島◆諏訪部順一［俳協］
スティーブ・ジョブズっぽい
黒短髪の男性デザイナー。
志向性はシンプルかつ斬新な
アイデアとデザイン。なので
代表作は蛇になってる。

金森◆岸尾だいすけ［青二］
オネエデザイナー金ちゃん。
トリックスター時々巻き込まれ
やられキャラ。実に岸尾だい
すけがやりそうな適役。
冥戸◆大空直美［青二］
名が示す通りサイコパス
ホラーテラー。大空直美は
流石だね。うんこ喰って育つ
コアラはちゃんと『シートン
学園』を継承したし。
うっすらサターニャの高笑いが
聞ける感じなのもいい。
海原◆竹内良太［青二］
長髪髭面体格もいいが心根は
優しい。ブレスト場面では
受け役なので結構な癒やし
ポイントにもなれる役回り。
カンガルーやラッコは採用。
火口（ひぐち）◆泊明日菜（VIMS）
デザイン部試作室にいる
唯一のエンジニア。女性。
ポニーテールと作業服が
ポイント。難題を技術的に
サポートする知恵者。
泊明日菜は『転スラ』で
へこたれないゴブタやってた
人でしたっけ。技術畑では
最後の良心。

図鑑タイトル／土屋 ケンタ◆木野日菜（ｱﾐｭﾚｰﾄ）
ナレーション◆立木文彦［大沢］
むろんのっけからマダオナレーションでスタート。

基本的には進化論ほったらかしの
クライアントとデザイナーある
あるを軸にして、でもピンポン
ツリーが実際にある生物、って
ことにも驚ける「動物ワンポイ
ント知識枠アニメ」。

https://mobile.twitter.com/nyorozo/status/911468786703667200

象の耳は放熱板の役割を果たしているとか、
ダイヤモンドが炭素ならオパールはシリカなんで
乾燥剤（シリカゲル。二酸化ケイ素）とか
無駄にもワンポイントにも取れる豆知識は多彩。

でＥＤはいつもの『おそ松さん』
などで有名にもなったTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
なのでノリは最高。

『パリピ孔明』がスッキリ
観られない一因は「まじめな
富山のピーエーワークス」が
過ぎて、意外と一息つけるような
ビバークポイントが少ない上に、
のるか反るかのえーでちゃんが
絡んでいるから息継ぎが苦しく
なって、窒息しそうになるから
なのかなあ、と書いていて思った
次第。

もう少し息継ぎが出来るくらい
の文字情報を貰った方が観れる
（可能の助動詞）かも。

といふことで『天地創造デザイン部』
からおさらいしてみる、でした。