戦略的撤退と義
日本人は真面目である。
他国民からもそう称賛され、それが日本人の売りになっている。
そして、義を重んじる。
簡単に言うならば
「きっちりやるべきことをやる」
そこに100%を注ぐ。
というわけである。
他者から受けた仕事には、ちゃんと終わりの形
というものがある。
ただ、自分で考えた仕事には、終わりがみえず
あれをこれをしたほうがいいかなとなってしまう。
要するに、どこが100%なのかわからなくなる。
やるべきことすらなんなのか。
全部やるべきなのだとしたら100%はどこなのか。
だから、事業を起こして成功するのが
難しいと言われてるんだろう。
自分の100%を知り
どこまでを100%にするべきか。
これがわかれば自分のタスク管理ぐらいできるだろう。あとは根気だと思う。
これから、仕事以外で何かビジネスになりそうなものを始めたい。
だとか、独立をしたい。
だとか
はたまた学校に通う学生には特にやってもらいたいことがある。
「義を持たずしての戦略的撤退」
要するに、ぜんぜん仕事や学校に行けるけど
行きたくない気分だから行かないという選択をする。
会社に申し訳ない気持ち
サボっていてなんか空白が生まれたムズムズする気持ち。
こんなものがでてくるが気にしないで欲しい。
考えるべきは、いつも決まったようにある日常が
なくなった時
「なぜその仕事や学校を日常的に行ってるのか」
「なにがしたくて行ってるのか」
を考えて欲しい。
そうすると、行かないという選択を取った自分に
嘘はつけないから
なにかしら「行きたくないけど行っている」理由が見当たるはずだ。
そこからゆっくり「なにがしたいのか」を考えながら、休日だと思って存分に楽しむといい。
大半、あなたがいなくても社会は回る。
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