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海外一人旅は寂しいけれど…

この写真は先日行ったオーストラリアのケアンズで撮ったもの。朝日は綺麗だったが、こういう今を共有できる相手がいない時、ふと寂しさを感じる。もし隣にあの子がいたら、どんなに楽しかっただろうかと考えてしまう。あの子というのは僕が2年前に知り合った台湾人女性のこと。僕から猛アタックしたが振られ続け、彼女が帰国後もしばらく連絡を取り合っていたが音信不通になってしまった。その彼女の面影を追って、昨年末に初の海外一人旅で台湾に行ったのだが、楽しかったあの頃のことを思い出し、ホテルで一人泣いた。でもその反面、帰国してから考えてみると割と楽しかったのだ。

次はもう少し遠いところに行きたいなと思い、ロシア、ベトナム、タイが候補に上がった。ロシアは例の紛争で日本からの便は全て運休中とあったので諦めた。次にベトナムは一番安く行けそうだったのだが、ぼったくりなどが多いと書いてあったので却下。タイは比較的旅行しやすい国のようだったが、なんというかありきたりな感じがするのでやめた。そんな中でオーストラリア行きの便が目に止まった。東南アジアより少し先くらいのケアンズなら行きやすいなと思った。恥ずかしい話だが航空券は酔った勢いで買ってしまった。翌日キャンセルしようと思ったが一番安いプランだったのでできず、あまり楽しみではないまま行ったのだが、結果としては行ってよかった。良い意味でオーストラリアはイメージと全然違った。旅行客視点とはいえ、行かなければわからないこともあるものだ。

海外一人旅のなにが楽しいのかというと、アウェー感にあると思う。これはまず国内一人旅では実感できない。複数人で行く旅行というのも楽しいが、結局仲間内でワイワイやっていることがほとんどなので、中々異国を直で感じられない。まあそれを楽しいと思うのかどうかは人それぞれなのだろうが、少なくとも僕は楽しいと思う側だ。オーストラリア旅行からまだ2週間しか経っていないが、もう次の旅行を計画してしまっている。中国ビザ免除が再開したら中国経由で北欧とポルトガルに、再開しなければアメリカ西海岸に行きたい。海外一人旅は寂しいが、楽しいこともあるから多分やめられない。

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