見出し画像

NISA口座で買うべきおすすめ銘柄

2024年1月から新NISAが始まり、証券口座を開設された方も増えてきたのではないでしょうか。しかし、口座を開設したものの、どんな銘柄を買えばいいかわからない方も多いと思います。そこで今回は、NISA口座でどんな銘柄を買うべきか、具体的なおすすめ銘柄について、投資初心者向けにわかりやすく紹介していきます。



NISAで買うべき銘柄の特徴

まず、どんな銘柄をNISAで買うべきかについて解説します。

  1. 割安株: 割安株とは企業の業績に対して株価が安いような銘柄を指します。通常、株価はその企業の業績が良ければ上がり、業績が悪ければ下がることになります。しかし、業績が悪くないのに株価が安いような銘柄がたまにあります。こういった銘柄が狙い目です。長期的には株価は業績に比例して動くと言われているので割安な時に投資することで、値下がりリスクを抑え、安定したリターンを狙うことができます。

  2. 高配当株: 長期保有を前提とする場合は、配当利回りの高い銘柄も魅力的です。配当利回りが高い銘柄は、業績が安定しているのが特徴であり、株価も緩やかな動きであることが多いです。株式の配当は定期的に受け取れるので「投資してる感」を味わうことができ、楽しみながら投資することができます。

  3. インデックスファンド: インデックスファンドとは市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託のことです。ざっくり説明すると、上場している企業全体に投資をするようなものです。投資初心者に最もおすすめできるのはこれです。銘柄について分析する必要もないですし、市場全体に投資するのでリスク分散ができ、安全な資産運用ができます。


具体的なおすすめ銘柄

  1. INPEX (1605): INPEXは、日本の総合エネルギー資源企業で、主に石油や天然ガスなどの資源の探査、開発、生産、販売を行っております。昨今の物価高の影響もあり、かなり注目されている銘柄の一つです。業績と比べると比較的割安でありながら、配当利回りも3.33%もあります。安定したリターンが期待できるでしょう。

  2. JT (2914): JTは、日本のタバコ企業です。主にたばこの製造、販売、輸出などのタバコ関連事業を行っています。世界的なタバコメーカーとしても知られており、グローバル市場で強力な地位を占めています。JTは高配当株としてかなり有名で、配当利回り4.75%もあります。株価も上昇傾向にあるので、株価の上昇による利益と配当による利益、両方の恩恵を受けることができるでしょう。

  3. 米国株式ETF(例: Vanguard Total Stock Market ETF、VTI): 米国株式ETFは、米国株式市場全体に分散投資することができます。経済大国であるアメリカの企業全体に投資することができるので、比較的安全で、安定したリターンを得ることができます。

  4. 日経225連動型上場投資信託: 日本の株式市場全体を代表する日経225指数に連動するETF(上場投資信託)もおすすめです。かつて日経平均株価はバブルが崩壊した後しばらく低迷していましたが、最近ようやくバブル期の最高値を更新し、日本の景気が復活する兆しを見せています。日本の経済成長に期待してみるのもおすすめです。


まとめ

NISA口座では、割安株、高配当株、インデックスファンドに投資をするのがおすすめです。当たり前ですが、投資する銘柄を適当に選んではいけません。その銘柄がどのくらい割安なのか、配当利回りはいくらか、インデックスファンドなら、どの指数をベンチマークしているのか、などのことを調査したうえで投資していただければと思います。本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?