LOOVICは、お陰様で2023年度内にiOSとAndroid版の基本アプリ（試作バージョン）の公開を終え、2024年度においてこの基本コンセプトのもと、事業の加速をしていくことができるようになりました。幸いにも多くのお問い合わせなども頂戴し、当社が行っている事業の社会課題に対する解決の重要性も感じつつあります。

多くの企業がスマートシティ、Well-beingへのDXに向けた事業を加速する中、当社はその中でも生活上で発生する空間認知の解決のために人に付き添い、支援し続けた経験を用いて、一般の方々に提供できるプロダクトの形となるようこの領域において全力で取り組んできました。

これまでソリューションのコアはありつつも、技術的にいくつかピボットをしてきましたが、自立というコンセプトを考えると、現在のプロダクトが最も違和感がない。という結論に至りました。

それは、人が人らしく。ということです。もちろんテクノロジーを用いることでもっと技術は発展しますが、人らしさを失うテクノロジーは、便利すぎて考えることを失うことになります。すなわち、ロボットの指示にしか動けない受動型人間になってしまいかねません。

人は百人百様、それを支援できるのはもっともその人が心を許せる人であり、信用できる人であると当社は考えています。AIによって心の揺さぶりも技術的には可能ですが、最終的にそれに振り回されたことにより、虚空の何も残らないさまになってしまうことにもいつか気づくはずです。LOOVICは人の温かみに共感、ラポールがあると考えて開発に取り組んでいます。

この事業は人間社会のエゴのために行なっているのではなく、人間社会の文化の発展に貢献、還元、そして社会に役立つ技術として、少しずつ取り組みしています。

そのため、ご支援いただいた方にもできる限り還元し、多くの人々の困難を助けられるような事業にしていくべく邁進してまいります。

どうか本年もご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。