誰でも簡単にChatGPTのプロンプトをアプリにして公開できる「AIプロンプトアップス」をリリースしました!
前回の記事で、ChatGPT用のChrome拡張機能「ChatGPTプロンプトアプリエディタ」のユーザーが1000人を突破したことをお知らせしました。そして記事↓の最後で触れましたが、やっと新たなサービスをリリースできましたのでお知らせです。
誰でも簡単にChatGPTのプロンプトをアプリにして公開できる「AIプロンプトアップス」をリリース
いやー、やっとリリースできました。サービスサイトはこちら↓です。
このサイトでできることをざっくりとお伝えしますと、
使い方① 100個以上のオフィシャルのプロンプトアプリを今すぐ試す
サイトを見ていただくとわかると思いますが、オフィシャルアプリが100個以上リストされてまして、ユーザー登録をすれば誰でも使うことができるようになっています。
オフィシャルアプリはメールやブログ、キャッチコピーや文章生成などの定番ものから、エンターテイメント系まで、AIの魅力を実感できるアプリが多数用意されているので、AIに慣れてない方も気軽に楽しめると思います。
アプリを利用する流れは↓のような感じです。簡単ですね。
実行形式は3種類用意されています。
「ここで実行」:アプリをそのページ内で直ちに実行します。この機能はChatGPTの「API」を利用して実行されます。API経由の実行は、Web版のChatGPTと異なり学習に用いられることがありません。そのため安心して試すことができますが、そのかわりポイント制となっており、利用回数に上限があります。
「ChatGPTで実行」:ChatGPTのページへ移動してアプリを実行します。この機能を利用するためには、Chromeブラウザと、「ChatGPTプロンプトアプリエディタ」のインストールが必要です。
「実行プロンプトを取得」:実行する直前の最終プロンプトを取得することができます。このテキストをコピーすることで、ChatGPTや、Google Bardなど、LLMを選ばず実行できます。
使い方② マイアプリを公開して仲間と共有する
続いての使い方は、自作のアプリを登録して公開する、というものです。ユーザー登録すると、「マイアプリ一覧ページ」が作成されます。この場所にユーザーが作成した「マイアプリ」を公開することができ、URLを共有することで、チームや仲間に利用してもらうことが可能です。
アプリの作り方はとっても簡単です。ChatGPTプロンプトアプリエディタと同じエンジンですので、エディタ内のアプリソースをまるっとコピーするだけで登録が完了します。(↓ChatGPTプロンプトアプリエディタでアプリを作る方法)
アプリの設定も細かく指定可能です。
個々のアプリを非公開にすることもできますし、アイコンやカラーを変えることもできます。好きなジャンルを指定して公開も可能ですし、許可したい実行形式も選ぶことができます。
マイアプリを仲間に使ってもらう
マイアプリを作成してためていくとマイアプリ一覧ページが↓のように賑やかになっていきます。なんだか楽しくないですか?
たとえば職場で、AIを普及したいが、周りの人にChatGPTをレクチャーするにはハードルが高い、といったシチュエーションもあるでしょう。そんなときは業務用のプロンプトアプリをいくつか作成して「アプリ作っといたから、みんな使ってね!」と言えるんです。エンジニアじゃなくてもそこそこのアプリを作れちゃうから、きっと重宝するでしょう。
最後に、このサービスでやりたいこと
AIのプロンプトを「アプリ」と呼ぶことはとてもチャレンジングです。それはつまり、「自然言語を理解する人なら誰でもアプリを開発できる」ということを意味します。
生成AIの登場により、エンジニアリングは新たな時代を迎えました。従来のアプリ作成に必要だったテクニカルなスキルよりも、価値を生むプロンプトを生み出すスキルが重要になってきています。つまり、特定の分野に精通した知識や経験を持ち、それを自然言語で表現できる力が「これからのエンジニアリング力」といっても過言ではないでしょう。
AIプロンプトアップスは、このような新時代のクリエイターの皆さんが足がかりとなれるよう、サービスを拡充していければと思っています。
ぜひぜひ、使ってくださいね!
関連情報
AIプロンプトアップス
Google Chrome 拡張機能インストールページ
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プレスリリース(6/16)
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