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部下目線の上司の優劣

『部下は上司を選べない』
『子供は親を選べない』そのような選択権がない世の中は存在する。
社会を見ても、実体験でも、ダメ上司は存在する。

『てめぇに何がわかるんだよ』
『仕事も出来ないくせに言い訳はいっちょまえだなぁ!おい!』
『言ってわからない奴は、殴るしかないんだよ・・・歯食いしばれ!』

親が自分の経験したことをそのまま子供に伝えるように、上司も自分がやってきた仕事経験を部下に教えようとする。

ヤンキーママは子供を茶髪にして、やんちゃに育てる。難関学校を経て高学歴に育った親は、子供の教育に力を入れる。

子供は『蛙の子は蛙』という目線で見られ、部下は『あの人の下じゃ何も出来ないよ』と言われる。

それが嫌ならば、自分に厳しく目標を決めて動くしかない。

変わらない会社ほど、下の立場の意見を聞きたがる。マット・モップ工場で契約作業員で働いていた時は、優秀に全く見えない社員かまふんずりかえっていたから『この会社は変わらない』と悟った。

ネコマークの運送会社の子会社で働いていた時は、正社員・契約社員・派遣など雇用形態の階級があり、正社員は役職が付くと出世し、付かない人は還暦過ぎても同じ仕事に思えた。

私は出世よりも『自分で稼ぐ力を身に付けたい』と思っていたから、高校生の時から自己啓発本が好きだったのかもしれない。

『君はこれすら出来ないから駄目なんだよ』と言うダメ出し所長には、『あなたはどれくらいの人間国宝ですか?』と思っていた。

『いっぺん死んできたほうが良いよ』と言う職長には、『じゃあ、どうぞ殺して下さい』と開き直り『うざっ、消えろ』と言い残して近寄って来なくなったこともある。

駄目な上司は相手の頭がおかしくなるまでのダメ出しを正当化するが、出来る上司は誉めて伸ばす人も存在する。

部下が上司の人事査定は出来ないが、ペーペーと言われる役職がない立場の従業員の陰口こそが本当の上司の評価です。

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