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第62週:小学校建設のための寄付金/校長会/じんじんさん

2023年12月4日(月)

・今年、日本で初めて東ティモールから技能実習生が高知に来た。夏に、研修中の実習生たちとランチをともにし、その後、土佐市内でも偶然出くわしたりしていた。そんな中、監理団体さんから、東ティモールのコーヒーを販売し、現地の小学校建設のために寄付を募る活動に協力してほしいとの連絡があった。詳しく聞いてみると、JENESYS(対日理解促進交流) プログラムの一環として、来年1月に高知県内の高校生8人が東ティモールに招聘されるらしい。その際に、小学校建設のための寄付金を持っていくとのことだった。どのような形だったら協力できるだろうか、と考えた末、市の国際交流の取り組みのひとつとして「れんけいこうち日曜市」ブースで販売することになった。(M)


2023年12月5日(火)

・技能実習生のアンケート調査のため、土佐市内のとある建材業者へ伺う。建設業界は多くの技能実習生を受け入れている業界ではあるけれど、土佐市内では事業者が少なく、建設業に従事している実習生に会うのは今回が初めてだった。ベトナムから来ている3人の男性に話を聞かせてもらう。(K)

・青年団と実習生とのバレーの日@新居小学校体育館の2回目。前回参加してくれた実習生たちから、「月一回ではなく、もっとスポーツをしたい」との声をいただき、新居小では月2回開催していくことになった。この日は新たに新居の病院で働くインドネシア出身の実習生6人が来てくれた。インドネシアではバドミントンが人気らしく、マイラケットを持参していた。参加者も多かったため、1面ではソフトバレーを、もう一面ではバドミントンを行った。それぞれが好きなことをする、楽しい時間。(M)


2023年12月6日(水)

・市内の小中学校の校長会に参加。来年度、市内の小中学校を対象に、技能実習生や特定技能外国人たちと連携した国際交流の授業を企画していて、そのプレゼンテーションをさせてもらう。まだ未確定な部分も多い企画ではあるが、趣旨とおおまかな内容を伝えると、多くの人たちが頷いて聞いてくれて、何か“伝わった”感覚があった。(K)


2023年12月7日(木)

・次の日曜日に高知県立美術館開館30周年記念の企画として、アーティスト「きむらとしろうじんじん」さんによる「焼立器飲茶美味窯付 移動車・野点2023」が土佐市の商店街で開催される。運営をNITRAIの人たちがになっていて、私たちはボランティアスタッフとして当日関わることに。

・この日は当日スタッフを担う人たちへ向けた講習会があり、じんじんさんが土佐市まできて作業工程や気をつけるポイントなどを伝えてくれた。じんじんさんはこの活動を30年近く続けてきており、プログラムにはその間に培われてきた仕組みやアイディアがたくさん詰まっているのだなと、説明を聞きながら考えていた。(K)


2023年12月8日(金)

・「土佐市商店街等振興計画 ワーキンググループ」の全行程を終え、土佐市での実習生をはじめとした在住外国人と地域住民の交流を推進していく実行委員会を立ち上げることになった。この日は規約内容や今後の動きについて確認。まだまだ決まっていないことが多いけれど、実習生の雇い主さんもメンバーとして関わっている団体だということにものすごく意義を感じている。(M)

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