わくせいPROJECT(土佐市 地域おこし協力隊 阿部航太/児玉美香)

2022年4月に〈地域おこし協力隊〉として高知県土佐市に移住した阿部航太(K)、児玉(…

わくせいPROJECT(土佐市 地域おこし協力隊 阿部航太/児玉美香)

2022年4月に〈地域おこし協力隊〉として高知県土佐市に移住した阿部航太(K)、児玉(阿部)美香(M)による活動レポートです。外国からの技能実習生と地域住民とが交流できるスペースの立ち上げをめざす「わくせいPROJECT in 土佐市」を進めています。

最近の記事

第72週:東ティモールの大使/香川モスク/ごはんの会 vol.1

2024年2月19日(月) ・協力隊の活動共有会の日。来週の市長への報告会に向けて、それぞれの活動をまとめたスライドを確認していく。20分ほどのプレゼンに対して、スライドを作りすぎてしまったかもしれない。市長や副市長と意見交換できる機会なので、きちんと伝えられるようにしよう。(M) 2024年2月20日(火) ・2月24日に予定している「ごはんの会」に向けて準備。借りたばかりの拠点には、鍋も食器もなにもないので、必要なものを買ったり、家で使っていない鍋とかを運んだり。今

    • 第71週:谷川記者/お出かけ/現代地方譚

      2024年2月13日(火) ・3月15日の高知リハ大でのフットサル練習開催に向けて、土佐市国際交流推進実行委員会のミーティングを行う。どのように参加者を集めていくかが主なトピック。実行委員会名義のHPやSNSのアカウントはまだないので、まずはチラシを作って知り合いに声をかけていくというアナログな方法を駆使していくことになった。(M) 2024年2月14日(水) ・今日は土佐ふれあい協同組合にて、市役所の防災対策課の職員による防災授業の日。去年開催したアンケート調査の共有

      • 第70週:経営塾最終日/グローバル高知家/小林記者

        2024年2月4日(日) ・去年の10月から受講していた経営塾の最終日。全12回の講座では、会計の基本的な知識、グループワークで行ったとあるカフェを題材としたリビルドプランやマーケティングプランの作成・発表、リーダー行動についてなどを学んだ。どうにか終えられたけれど、もう少しできたんじゃないかという思いもある。しかし一番の収穫は、今回の受講を通して「わくせい」の事業規模を考える機会になり、そこで何をするか、何をどのくらいの値段で売るのか、お客は本当にくるのかなど、具体的にシ

        • 第69週:600席/賃貸開始/避難訓練

          2024年1月29日(月) ・高知のローカルメディア「ほっとこうち」のウェブサイトに3/3シンポジウムの情報掲載を申請してみる。食、音楽、スポーツなどの話題が多いサイトのなかで、このような多文化共生関係のイベントはどのように映るのだろう。「まじめで退屈」とみなされないようにデザインやタイトルに気を遣ったつもりなので、それがどこまで効果を発揮するか。(K) 2024年1月30日(火) ・拠点の設計を相談している建築家の小林恵吾さんとオンラインで打ち合わせ。年末に一度現場を

          第68週:地域社会/賃貸契約書/シンポジウムへ向けて

          2024年1月22日(月) ・経営塾も残すところあと2回。今日は「地域社会の中での経営」がテーマ。レジのお金が足りない、なくなった場合、そしてそれが継続して起こった場合、経営者としてどのような対応をするか。ただのミスなのか、人為的なものなのか。その対応によっては当事者だけでなく、地域全体を巻き込んでしまうこともある。そんな全くハッピーではないテーマのもと、自分の考えや対応をまとめ、発表する。他のメンバーの対応は、自分と真逆のものもあり、こんなにも考え方が違うのか!と驚いてし

          第68週:地域社会/賃貸契約書/シンポジウムへ向けて

          第67週:チラシ/アラスカ/カレンダー

          2024年1月15日(月) ・3月3日の公開シンポジウムのチラシが届く。鮮やかな黄色と目のアイコンが目立って良い感じ。もう後に退けないな、という緊張感も。。これを配って、広報もがんばらなくちゃと気持ちを引き締める。(M) 2024年1月16日(火) ・今年初めての学芸デザインミーティング(GDM)。2月初旬の文化祭へ向けて、GDMメンバーが年末年始に制作していたチラシとポスターが刷り上がってきた。とてもよい感じ。あとはプログラムとスタンプラリーの特典としてのステッカーの

          第66週:初詣/学生自治会/漁業の実習生

          2024年1月1日(月) ・インドネシアから来ている実習生Lが着物を着たいというので、実家から借りてきた母のお古の着物(柄が梅と紅葉で、だいぶ年季がはいっている)を着て、初詣に行くことになった。帯の締め方がわからず、Youtubeで勉強しながらも苦戦。どうにか形にして近くの神社へ。イスラム教徒の彼女は、神社へのお参りはしなかったけれど、日本のお正月や屋台に興味津々な様子だった。(M) 2024年1月4日(木) ・一緒に初詣にいった実習生のLから「髪を切りたいのですが、ど

          第65週:リリース/自由回答/大掃除

          2023年12月25日(月) ・長い間書きそびれてたまっていた日報を書く。業務が立て込んでいたり、イベントが続くとどうしても後回しになってしまう。色々あったな、と思い出しながら埋めていく。(K) 2023年12月26日(火) ・来年の3月3日に開催するシンポジウムの情報をリリースする。今年度すすめてきた「多文化共生のまちづくり促進事業」の集大成となるイベント。はやくも何件か申し込みが来ていて、気合が入る。(K) 2023年12月27日(水) ・実習生たちへのアンケー

          土佐市国際交流推進実行委員会が発足しました!

          2023年12月、「土佐市国際交流推進実行委員会」が立ち上がりました。 この団体は、昨年開催された「土佐市商店街等振興計画」という地域づくりのワークショップをとおして、市内の技能実習生の雇い主、高知リハビリテーション専門職大学、地域おこし協力隊の阿部航太・阿部美香が共同で発足しました。 どんなことをする団体? 上記の規約にあるとおり、土佐市を中心に、地域に暮らす外国人住民と日本人との交流する機会をつくりだし、最終的には “地域の祭りでのアジア料理店の定期的な出店” を目指

          第64週:高知市の日曜市/広報先のリスト/年末年始の予定

          2023年12月17日(日) ・東ティモール産コーヒー豆を販売するため、高知市の日曜市へ。どのくらい売れるのか全くわからなかったが、準備をしている途中でも買っていく人が何人かいた。試飲用のコーヒーを淹れ、渡していくと立ち止まってくれる人もそれなりにいる。10時ごろ、東ティモールの実習生や高知アグリファーム協同組合の西森さんたちが駆けつけてくれて、一緒に販売した。お客さんの中にはインドネシアの人もいて、実習生とインドネシア語で話して盛り上がっていた。完売には程遠かったけれど、

          第64週:高知市の日曜市/広報先のリスト/年末年始の予定

          第63週:売上の追い風/共有会の資料/牛肉のフォーとバインセオ

          2023年12月11日(月) ・高知アグリファームへ、日曜市で売るための東ティモールのコーヒーを受け取りに伺う。豆、粉、ドリップ、ラテと4種の商品を預かる。ちょうど日曜からとても寒くなるという。その寒さは売り上げの追い風になるか……!?。(K) 2023年12月12日(火) ・「わくせい」となる予定の物件について契約関連の打ち合わせ。今回は不動産業者をはさまずに、個人間の契約となるので、間に行政書士さんにはいってもらって契約書をつくることに。「わくせい」誕生がかなり現実

          第63週:売上の追い風/共有会の資料/牛肉のフォーとバインセオ

          第62週:小学校建設のための寄付金/校長会/じんじんさん

          2023年12月4日(月) ・今年、日本で初めて東ティモールから技能実習生が高知に来た。夏に、研修中の実習生たちとランチをともにし、その後、土佐市内でも偶然出くわしたりしていた。そんな中、監理団体さんから、東ティモールのコーヒーを販売し、現地の小学校建設のために寄付を募る活動に協力してほしいとの連絡があった。詳しく聞いてみると、JENESYS(対日理解促進交流) プログラムの一環として、来年1月に高知県内の高校生8人が東ティモールに招聘されるらしい。その際に、小学校建設のた

          第62週:小学校建設のための寄付金/校長会/じんじんさん

          第61週:データ化/なかなか時間がかかる/平家の民家

          2023年11月27日(月) ・来年3月に開催予定の、多文化共生をテーマとした市主催のシンポジウムの検討を進めている。現状、出演者がかたまり、プログラムもおおかた決まってきた。そのプランをもとに、チラシの制作に入る。とても生真面目なシンポジウムだけど、実のところ新鮮でワクワクする様な話が聞ける場にもなると思うから、そんな明るい雰囲気のあるチラシを目指してデザインする。(K) 2023年11月28日(火) ・現状までに集まったアンケート調査の結果を、エクセルに打ち込んでデ

          第61週:データ化/なかなか時間がかかる/平家の民家

          第60週:わいわい/太陽の眼/二桁から3人に

          2023年11月21日(火) ・技能実習生へのアンケート調査のため、宇佐で水産加工品を製造している「宇佐もん工房」さんへ。ベトナムから来ている2人の実習生に聞き取りをする。日本語能力も高く、とても明るく答えてくれた。 ・宇佐もん工房の代表の所さんには、今年に入ってからいろいろな部分で協力いただいている。所さん自身が移住者であったこともあって、外から来て新しいことをしようとしている私たちのことを気に掛けてくれているようだ。この日も調査後に、宇佐もん工房が経営している居酒屋の

          第59週:多彩な会/国際ふれあい広場/テンペチップス

          2023年11月13日(月) ・来年3月に実施するシンポジウムのプログラムを練る。このシンポジウムは、今年度実施している調査の最終報告の場であり、市の多文化共生事業のキックオフ的な意味合いもあり、自分達の「わくせいプロジェクト」を発信する機会でもある。登壇者へのオファーも進めていて、少しずつプログラムが固まってきている。多彩な会になりそう。(K) 2023年11月14日(火) ・高知大学が企画する「地域×国際」セミナー “まぜこじゃKOCHI 土佐と世界をいっちきち も

          第59週:多彩な会/国際ふれあい広場/テンペチップス

          第58週:バドミントン/一気に楽しくなってきた/あんなことしたい

          2023年11月4日(土) ・インドネシア出身の実習生から、バドミントン練習のお誘いを受けて、市民体育館へ向かう。インドネシアではバドミントンがものすごく人気だそうで、土佐市でもやりたい実習生たちが自分たちでお金を出し合い、シャトルやラケットを購入したとのこと。体育館の予約も自分たちでしたという。練習を見にいくと(私の個人的な感想ですが)、みんなプロ並みに上手かった。中にはアンケート調査で協力してくれた実習生もいて、改めて話す機会にもなった。(M) 2023年11月6日(月

          第58週:バドミントン/一気に楽しくなってきた/あんなことしたい