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トリプル x コラボ + アップサイクル

同じ方向を向いた、2つのアパレルブランドととさレモンのコラボレーションで、実用的かつ使っていて気持ちの良くなる素晴らしい商品が出来ました。

ブランドは、渋谷に実店舗のあるMOY STORE(モーイストア)と、高知の中山間部で半農半アパレルを生業とし、とさレモンの栽培者でもあるLibertad(リーベルタード)さん。

出会いから書き出すと長い長いストーリーになってしまうので、ものづくりのコンセプトがどのように実現されたのかをここから書きたいと思います。

2つのブランドについて

MOY STORE
ロシア生まれ、日本在住でヴィンテージのファッションやインテリアをこよなく愛するディレクター、サリュコワ・マリア氏がプロデュースするブランド。服に限らずライフスタイル全般において”愛着の持てる物”をテーマに、オリジナルアイテムやヴィンテージのセレクト、他ブランドとのコラボレーションアイテム、デッドストックやアーカイブ生地を無駄なくアップサイクルした数量限定の商品を展開中。渋谷に直販店があります。

Libertad
高知の中山間部に住まいながら半農半アパレルを実践するKana Yamada氏によるアップサイクル&ハンドメイドブランド。アパレル生産の過程で不要となり処分される生地をアップサイクルし、新しい価値を付加するブランドとして立ち上げられ、利益のすべては捨てられた犬や猫の社会復帰(保護)活動のために活用される。Moy storeのヴィンテージ生地のアップサイクルジャケット(すべて一点もの)の制作もLibertadによるもの。


すべて1点もの。※上記写真アイテムはすでに売り切れている可能性があります。

捨てられるものを再利用して新たな付加価値をつける

今、新しいモノづくりをするとき、同時に必ず出てしまうゴミをどうするかというジレンマがあります。そして商品そのものも、使い勝手が良くて愛着が持てるものでなければ、早々とゴミになってしまいます。

そんなことから、これらのアイテムは使い勝手にとことんこだわって試作を繰り返しました。あくまでキッチンの脇役である鍋つかみと鍋敷き。使用されている素材は、さまざまな国で誰かの手によって作られたヴィンテージのテキスタイル。あるいは、ずっと昔に誰かの手によって不要とされた生地を繋ぎ合わせてつくられたヴィンテージキルト。それら「たまたま残っていた生地」をアップサイクルして一点ものの洋服へと仕立てられた際、ハギレとして残された部分をさらに丁寧に組み合わせ、繋ぎ合わせて作られたのがこのアイテムです。1点1点手作りでしっかりと作られているので、大切にご使用いただければ長く長くご愛用いただけます。

今後もこのシリーズは、ちょうど良い素材が入手できる限り作り続けていきたいと思っています。

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