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人生でいちばん大事なのは『好奇心』じゃないだろうか?

「よどがわ 大阪湾まで21.5Km
枚方大橋の手前にある看板にこう書いてある。
この看板を見るたびに「カヌーに乗って大阪湾に行ってみたいな」と思う。

カヌーなんて、若いころ子どもたちと琵琶湖の初心者体験で30分やっただけなのに、こんな妄想(好奇心)を抱いてしまう。

今はスポーツなんてこれっぽっちもやってないし、しんどいのは大嫌い。そんな自分なのに妄想(好奇心)だけは旺盛。
現実的に無理なのはわかっている。
でも、好奇心(というか僕の場合は単なる妄想かな😅)は失いたくないなと思っている。

探検家・冒険家・旅人への憧れ
僕みたいな妄想だけでなく、好奇心を実践してしまう探検家・冒険家・旅人の人たちに憧れてしまう。

例えば、サバイバル登山家の服部文祥さん。

世界第二の高峰K2まで登頂するも、シェルパやポーターを大勢雇って登る大名登山に疑問を抱き、便利な道具を極力持たずに自分の力だけで食料調達も現地で行うサバイバル登山の実践家。

サバイバル登山の肝は現地での食料調達。
自由に何日間も登山する場合、荷物を極力軽量化する必要がある。
そのためにはいちばん重い食料をどうするか。
常人なら、登山用品店のフリーズドライなどの軽量食を持って行くのだが、サバイバル登山では、お米と調味料以外はすべて現地調達。最小限の釣り道具でイワナを釣ったり、カエルやヘビを捕まえたり、山菜やキノコをとったり…
服部さんによると、食料現地調達は単に軽量化というだけでなく「山そのものを味わう行為である」。
確かに食料を現地調達すると味わいが深まるだろうなと思う。

普通の登山だと、軽量化のために1日の歩く距離数を出来るだけかせぎ、脇目も振らずに黙々と整備された登山道を歩くことが多い。僕も大学時代の山登りではそうしていた。達成感はあったけど、何か物足りなさを当時感じていた。ただひたすら歩くよりその山の恵みを少しでも味わいたかった。

服部さんの食料調達はイワナなどを釣ることが主となる。だから、山行のルートは、稜線を歩き続けるというよりも沢筋を進むことが必須となる。
僕も沢登りは少し齧ったが、とても面白い。既成の登山道だけを歩くよりもさまざまなバリエーションで山を味わうことができる。
しかし、沢登りというのはかなりの体力と鍛錬と技術力が必要。
今の僕には夢物語でしかない。
でも、服部さんの本を読んで妄想(好奇心)を膨らませることはできる。

本を読んだりするだけでなく、自分も何かをやってみたい
疑似体験で妄想(好奇心)を膨らませるのも楽しいのだが、自分も何かをやってみたい。
例えば、ツアーでなく個人で海外旅行。
そのための語学の勉強。
せっかく海外に行くなら、現地の人と会話(片言でもいい)したり街中の文字が読めたりすると、なお楽し。

というわけで、このnoteでも自分のためのハングルの勉強を公開させてもらっている。
実は、ハングルだけでなく、アルファベットでない外国語を勉強したくて中国語、台湾華語、台湾語、タイ語、ベトナム語、ロシア語etcの参考書を買ったのだがさすがに無理があって、今はおもにハングル(韓国語)の勉強を気ままにやってる。

好奇心(妄想でいい)持って過ごしてるとなんか楽しい☺️

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