#443D|再々

あらためて書籍先送りゼロを読んでいる。本当にいい本だ。ここで掲載されている「タスクシュートサイクル」は本当に強力だと思える。

ポイントは
・プランだけでなく、ログとルーチンがセットになってその力が発揮される。
・取り組む姿勢として、プランニング(逆算的計算)でなくシミュレーション(順算的計算)で実行することが根本的な違いをもたらす。

これは「新しい仕事の仕方」あるいは「仕事の『はじめの一歩』」と言える。仕事の仕方入門として若手に渡してあげるにも適する。

丁寧に実行していけば、ラクに、楽しく、成果に向かい、成果を出せていけそうだと期待ができる。

(小さい声でいうが、だってこれマスター講座だもんね。正直、書籍にこれを落とし込んでしまったのかという複数面からの驚きがあった。それだけクオリティが高い)


私のTCC偏愛的な使い方はログに偏っているため、満足度は高くても仕事の生産性に対してはあまり効いてないと最近よく思う。効果が頭打ちになっている。

その理由は独自に使っているためで、自分の好きな使い方しかしていないからだ。TCCにはもっと可能性があると、書籍を読み返して思う。

なのであらためて、書籍に忠実に「プランの扱い方、ログの取り方、レビューの仕方、ルーチンの調整」の実行を始める。

今回注視したいポイントなどメモ

  1. 「人は"これならできる"と思えるときにのみ、行動できる p120」という点を念頭において、1日の中で適宜リプランする時間を取る

  2. リプランにより、「プランが1日中、継続して、あなたを"その気"にさせ続けてくれる p127」ように調整する

  3. そして「先送りがあったかなかったのか。あったのであれば『いくつ』先送りしたのか。先送りした代わりに『何にどれくらい』時間を使ったのか p130」を確認するために、初期プラン時に実行しようとしたタスクのセット時間や順番を記録に残す(今はプランと変わったら変わった方だけがログに残る仕方でやっているので初期計画との剥離を気にしていなかった。ここを丁寧にやれば自己理解が進む)

  4. そして実際の実行時間と初期プランを照らし合わせるひと手間をかけることで、レビューのクオリティを上げる。

  5. そのレビュー結果をルーチンに反映してルーチンとプランの質を高める。このサイクルを回して、私の既存の使い方におけるTCCの効能の限界を突破する。

  6. 最終的には「必ずやることがちゃんと進む」使い方を目指す。それは同時に、それができない理由を「セルフカウンセリングできる」ような使い方に仕立てる。

  7. これまでのログ偏重の使い方から、もっとサイクル全体を回す使い方へ


「俺のタスクシュート」再入門編スタートする。

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