#447D|終わらせることを考えず、ただ始めることができるようになってきている

岡山に移動した本日。

私は片付け(というか特定の収納)が苦手で、部屋の一角には物が積み上がって山になっている。一角以外はわりと綺麗なので無理して片付けなくてもいいんじゃないかという意見もあるが、この山が心に引っかかって取れない。

以前にはここをクリアすべく、整理収納アドバイザーのくみさんにアドバイスをもらったこともある。しかしそれも実行できず、ここには1分着手も歯が立たず、けっきょくルーチンからも消していた。潜在的な先送り案件だ。


最近、書籍「先送りゼロ」の内容を丁寧にやり始めて現実的な成果が出ているのだが、そんな自分が久しぶりに岡山に戻って、積み上がった物を目にしたら。

なんとスムーズに片付けに着手でき、さくさくと切り崩し進めてしまった。おそるべしこれが先送りゼロのパワーだ。これまでなんでできなかったんだよ。

考えてみると、苦手とする案件に手を出せない理由は「終わらせ方」がわからなかったから。苦手な理由は「達成できるイメージがない」からだ。

逆に、これまでの終わらせ方なんて考えなくても手を出せていたものには達成できるイメージがあった(自覚していなくとも)。終わらせられると思えることには、終わらせることを考えずに着手できる。

それがわからないものには、わかるまで手を出せない(出せても非常にストレスがかかる)というのは、これはまさに逆算の呪い。


それが毎日「はじめる」にフォーカスした行動が多少クセづいてきたことで、今日は片付けも実行できたという話。

私の場合の「先送りゼロを丁寧に実践」とは何をしているかというと、これがその1つだ。終わりが見えなくても手を着ける、ということ。細かく書くと、終わりが見えなくても本質的なアクションに手を着ける、という感じ。先送りゼロだけを目的としたお茶濁し的な1分着手ではなくて。

以前の私はこんな感じ↓

A.終わらせられるイメージがあるもの→即座に効果のある1分着手ができる
B.終わらせられるイメージがないが絶対にやらないといけないもの→ウンウン唸りながら時間をかけて着手し進める(そしてひどく疲弊する)
C.終わらせられるイメージがないやりたいこと→先送るか、先送りゼロにするためにあまり効果のない着手行動をする。(そしてプランにも入れなくなる)

これが今は、Bに対しても意味のある着手をできるようになりつつあって、その恩恵で今日のようなC案件(片付け)にも同様に手を付けられたということだ。


TC協会で活動しているクセにいまさらソコなの?という感じだが、今さらここ。むしろ、1番おいしい部分を残していてもここまでTCに愛を注げたのだから、逆にやっぱりTCスバラって話。

頭でっかちな部分が崩れていっていると思う。成長を感じる。

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