#424S|わかった気にならず丁寧に

プロジェクトを順算で進めてパフォーマンスを発揮する(成功させる)には、土台に「どのような今も"完全"である」という視点と、「たいてい何が起こっても受容できる」という姿勢が必須だよなあと思う。

視点も姿勢も「クセ」であるから、ここを切り替えることはすぐにはできない。TC的なアプローチを正確に実行することでじっくり矯正していく。

自信のないことや自己肯定感の低い事柄に関して逆算をせずにはいられないのは、「現実が不完全に見えてしまい」それが「受け入れ難い」ためだ。なので、なんとか予防したくて、恐ろしい未来(妄想)から逃れたくて、逆算しようとする。それは水の中で力を抜けば浮かぶというのに、もがいて沈むようなものだ。


私は自分が順算思考の初級者であるという自己認識をあらためて持ち、心の態度を謙虚に、持論やエゴは脇に置いて、わかった気にならず、独自解釈をなるべく入れず、言われていることと自分のやっていることの差によく目を開き、間違いはただし、順算的な歩き方を身につけたい。


今日のnoteマガジンミーティングでみんなの言葉を聞いていて、私個人の苦しい状況はおおよそ全て「逆算思考」によって生まれているというか、「順算思考」で生きていればこんな苦しさはないと思えた。

逆算思考はやっぱり現代病に思う。人間ほっとけば自然とそうなる、という点からは"現代"病というのはふさわしくないかもしれないが細かいことはおいておいて。

心を悩ます原因となりうる思考回路が、自然にインストールされているのが平成を生きた人間たちだ。順算思考とは逆算思考というメインストリームへのカウンターカルチャーで、だからおもしろいし、これからの時代に「クル」という予感を持てる。

もっと慎ましやかに。執着やプライドを手放して。人生の歩き方を変える。

私はあらためて「順算思考」を自分の生活に実装することに、丁寧に取り組むと宣言したいそんなお気持ちの夜。

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