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【イギリス生活】日本に戻ったら、すぐにやりたいこと3選

こんにちは。
お読みいただきありがとうございます。

ぼくは、ロンドンに住む弁護士です。
2022年夏にこちらのロースクールに進学するためにこちらにやってきて、昨年冬に修了、そして今は現地の法律事務所に出向しています。

本日は、日本に戻ったらすぐやりたいこと3選というテーマで書いていきたいと思います。これは裏を返せば、イギリスでは経験できない(又は非常に困難な)ことであり、日本にいるうちにやっておいた方がいいかもしれないこと3選とも言い換えられるかもしれません。

これから長期の英国滞在を予定している方の参考になればと思います。


① 寿司・海鮮を食べまくる

以前、ロンドンのグルメ事情について書きました。

詳しい話は、こちらを読んで頂ければと思うのですが、イギリスの料理は不味いと言われがちですが、きちんと対価を払えば、そこまで悪い料理は出てきません。

ただ、海鮮に関しては、美味しい・美味しくない以前に種類が少ないです。寿司を例に取ると、日常的に食べられるのは、サーモン、マグロ、少数の白身ぐらいです。おそらく、ロンドンにも高級寿司屋みたいなところがあって、高いお金を払えば日本と遜色ないものが食べられるのかもしれませんが、正直に言って現実的ではないと思います。

あとは、カニとかフグも見かけませんね。これらは日本だと高級料理にカテゴライズされると思いますが、街のイタリアンで15ポンド(≒2800円)払って3分の1の確率で微妙なパスタが出てくるロンドンのことを思えば、多少お値段が張っても、カニやフグを食べる方が全然ありです。

ということで、日本に戻ったら、寿司と海鮮料理を食べまくることを心に誓っています。

② 温泉にゆっくり浸かる

ロンドンで、日本のようなきちんとしたお風呂が付いている家はかなりレアじゃないかと思います。というか、ぼくが住めるような価格帯の家では見たことがありません。

ぼくの家で言うと、確かにバスタブはあるのですが、洗面台と併設していて洗い場もありません。そのため、身体を洗ってから湯船に浸かるみたいなことができません。当然ながら、追い炊き機能もありません。

ぼくは元々お風呂が好きな人間でもなかったのですが、いざお風呂が無くなる生活を長期間をして、無性にお湯が恋しくなっています。

この前、ロンドンでお風呂に入れるところはないのか探してみたのですが、マッサージのついでに入れるスパリゾート施設みたいなのはいくつかあるものの、公衆浴場や温泉は見つけられませんでした。

実は、どうしてもお風呂に入りたかったので、温泉で有名なハンガリーのブダペストに旅行することも検討していました。

しかし、残念ながら、ブダペストの温泉は、水着で入る市民プールのような感じのものということで、ぼくの望むもの違ったため、諦めました。

ということで、日本に戻ったら、その日の夜にお風呂に入り、そのあとは温泉に行く予定でいます。

あとは、サウナはこちらにあるんでしょうか。ぼくはあまり行かないので気にしていませんが、もしかしたら、ロンドンにないかもしれませんので、心配な人は渡英前に存分に通われるのが良いと思います。

③ 夜中に散歩する

上の二つに比べると皆さんの賛同を得られない気がしますが、夜中の一人散歩をしたくてうずうずしています。

ロンドンでは治安の問題もあり、一人で夜にあまり出歩けないことが、結構なストレスになっています。そもそも、夜に一人で出歩いた経験が多くないので、実際に危険なのかどうなのかは分かりませんが、五体満足で日本に帰りたいので自重しています。

日本にいるときは、ぼくが満員電車が苦手なこともあり、事務所まで歩いて通えるところに住んでいました。案件が立て込むと遅くまで仕事をすることもあったのですが、夜中の静かなオフィス街を、お気に入りの音楽を聴きながらちょっと遠回りして帰るのが、良い気分転換になっていたと思っています。

あとは、IELTSのスコアメイキングをしているときは、スピーキングの練習もしていました。(褒められたやり方ではないかもしれませんが)パート1とパート2は、会話の暗記で乗り切れることが多いので、一人ごとを言いながら、夜の河川敷を散歩していました。はたから見たら、ヤバい人だったかもしれません。

というわけで、日本に帰ったら、その日の夜にでも散歩に出かけてやろうと思っています。そのためにプレイリストも準備しています(笑)

番外編

紙幅の都合上、帰国したらやりたいことを3つに絞りましたが、実はもっとたくさんあります。

ほとんどは食関係ですね。ラーメンも、焼肉も、かつやも、牛丼も、コンビニスイーツも、ロンドンでは満足に食べられないものばかりです。

ラーメン二郎

そして、食べ物の中でもこれです。必ずしも、皆さんの賛同を得られないと思い、選外にしましたが、お寿司なみに身体が欲しています。

ロンドンにも評判のいいラーメン屋さんはありますが、ほぼすべて豚骨で、残念ながら二郎系のお店は知りません。

あと、昨年末にパリに旅行に行ったとき、たまたま入ったラーメン屋さんが、荒めの刻みニンニクを入れ放題のところで、しょうゆ豚骨ラーメンにニンニクを大量に入れてみると、かなり二郎に近い味になりました。残念ながらチャーシューとヤサイはないですが。でもこれで、しばらく二郎にありつけなくても、日本に戻るまでもう少し我慢できると思いました。

調べなおしたら、こちらのMenkicchiというお店でした。WEBサイトは怪しめで、特段有名なお店でもないようですが、パリに移動できる距離にお住まいで、かつ、二郎に飢えている人がいれば行ってみてください(笑)

ビーチで日光浴

ロンドンは、曇りの日が続き、特に冬はなかなか日光を浴びられません。また、夏は夏で、2022年はそれなり暑かったようですが、基本的には涼しい日が続きます。

こういう気候で暮らしていると、どうしても強い日光を浴びに海に出たくなるのはぼくだけでしょうか。

これも日本に戻ったらやりたいことなのですが、イギリスに暮らしていても、実現できないことはないので、やむなく選外にしました。

例えば、イギリスの南部沿岸部(ブライトンやボーンマス)も良いですし、あとは地中海のバルセロナ、マラガにも、ロンドンからであれば飛行機で気軽に行けます。

ぼくは、去年の夏にバルセロナに出かけて、ビタミンDを補充しました。

パリやバルセロナといった世界の主要観光都市とのアクセスが良いのは、イギリス(ロンドン)の魅力ですよね。

日本のドラマ・アニメ

ぼくは結局、ロースクールやイギリスの弁護士試験の勉強に追われて、楽しむ暇がなかったのですが、日本のコンテンツを楽しみたいと思う人も多いのではないでしょうか。

ぼくは、日本にいるときにアマゾンプライムを契約して、今もアカウントを継続しているので、イギリスからでもコンテンツを視聴できます。ただ、観られるものは非常に限定されていて、というか、ほとんど観られません。おそらく製作者からの権利許諾の関係で、その地理的範囲が日本に限定されているのだと思います。

そのため、日本のドラマやアニメは、イギリスにいると簡単に楽しめません。これを選外にしたのは、留学中は(おそらく駐在中も)案外、家でのんびりできる時間が少なく、テレビを見ている暇がないこともありますが、なにより、VPNを使えば、イギリスからでも日本と同じ環境で視聴ができるからです。

この手法が実際のところ合法なのかどうか分からないので、積極的におススメするわけではありませんが、技術的には、コンテンツ周りのことで、イギリスで暮らすがゆえに困ることは無いと思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。

イギリスに暮らす日本人は、日本の生活が窮屈でもう戻りたくない派とイギリスも悪くないけど日本って素敵だよね派の二つに分かれます。

ぼくの限られた経験上の話ですが、こちらでイギリス人のパートナーと暮らしている人やYMSで来られた人は前者の割合が多く、駐在でこちらに来たり、キャリア上の考えがあって留学でやって来た人は後者の割合が多いように思います。

ぼくは、どちらかと言えば後者で、だからこそ、大部にわたる「もし日本に帰ったら」という妄想ができているのだと思います。

いずれにしても、イギリスでの生活を100%楽しむには、日本での心残りを0%にしてから渡英できるに越したことはありません。その意味で、今回の記事が、少しでも皆さまの参考になれば良いなと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
このエントリーが豊かなロンドン生活の一助になれば嬉しいです。


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