missy

バイオ/ヘルスケア業界横断的に新規事業を手掛けています。特に興味があるテーマは再生医療…

missy

バイオ/ヘルスケア業界横断的に新規事業を手掛けています。特に興味があるテーマは再生医療・がんゲノム・医療IT・予防/早期発見など。"お金が継続的に回る仕組み"(=ビジネス)が社会機能維持に必要と思っています。 大阪大学院薬学研究科修了。外資製薬、外資コンサルを経て独立。

マガジン

  • Aging Journal -老化ビジネスの最前線-

    • 5本

    医療/ライフサイエンスの世界で注目されつつある「老化」に関わる記事を、サイエンスとビジネスの両方の視点からまとめていきます。

最近の記事

なぜIT長者は”老化”に投資するのか?

昨今IT系企業の医療投資が活発化していますが、特にIT長者と言われるような人たちの老化研究/ビジネスに対する投資が活発化してきています。今回はなぜ彼らが”老化”に注目するのかといった点についての考察を深めてみました。 老化に投資をするIT長者近年、IT企業の医療進出が盛んです。そして、その投資領域は加齢性疾患から老化そのものに至るまで、何かしらの形で老化に関連していることが多いです(参考)。それでは、よりダイレクトに老化をターゲットに投資しているプレイヤーを見ていきましょう

    • "テック"はあくまで手段

      “タダ働きさせて〜”みたいな所は言い過ぎやと思うし、Uberのおかげで解決されてる課題ももちろんあるけど、最近やたらに”テック”を当てはめ過ぎ感や、テックじゃなくても解決策になる古き良きモノがたくさんあるように思う今日この頃です。 ----- Uberは何の社会問題を解決しようとしているか、よーく考えてほしいんですよね。結局は、仕事がない人にタダ働きさせて、自分たち(Uber)ばかりが儲かるだけ。どこかに移動したい人にとってはすごく便利なんですけど、テックのコアのメンバー、

      • 日本らしい”破壊しない”イノベーション

        日本のイノベーションは長期的・段階的・包括的。誰も取りこぼさない。ついていけない人が出ないよう破壊的でなく、日本で暮らす人が皆幸せになれることを目指すイノベーション、って内容だそう。(注:ドイツ語読めないので、ソースはGoogle翻訳でしか見てないです苦笑) 「破壊的イノベーション」って呼ばれるものは、確かに飛躍的に世の中を便利にするかもしれないけど、”ついて来れん人はいらん!””これで既存の技術を駆逐するんだ!”っていうようなスパルタ的要素を含んでいるような気もして。Ye

        • 「細胞コロニー」と「人間社会」

          細胞がコロニーを作るのも、細胞同士が器官を作って神経や血管で有機的に繋がるのも、その方が細胞にとって生きやすいから。物理的に捉えれば、エントロピーを下げるため。 人が群れるのも、群れた人達が役割分担して組織作るのも、それと一緒。街ができて、地方と首都が機能的に別れて、それぞれがネットワークやグリッドで繋がるのも一緒。国が出来て、国交始めて、一緒にWHOみたいな組織作るのも一緒。ミクロに見てもマクロに見ても、結局同じ事が起こってるんだなーと。シンプルに言えば「協力したほうが楽

        なぜIT長者は”老化”に投資するのか?

        マガジン

        • Aging Journal -老化ビジネスの最前線-
          5本

        記事

          「ゆとり」の大切さ

          --------- 現金支給を受けたことで「時間」が生まれ、初めて次のステップに進む余裕が生まれたわけです。 他の被験者についても同様のことが言え、この余分な5万4000円によって人々が得た最も価値のあるものは「時間」であることがわかりました。 --------- この記事の本質は「精神的ゆとり」の大切さかと。気持ちに余裕があって初めて、未来について考たり、今の状況を客観的にみたりして、自分にとってより大切な事は何かを理解できる。だから、それに対してフォーカスしたり、新

          「ゆとり」の大切さ

          自己紹介

          はじめまして。missyと申します。 今はヘルスケア関連の新規事業コンサル(ビジネスプロデュース)をしながら、ベンチャー立ち上げを画策中です。 簡単な経歴は以下の通り。 - 大阪大学薬学部:ほぼたこ焼き屋のバイトで明け暮れる、日本の典型的ダメダメ大学生。院試に向けて本腰入れて勉強する内に、ようやくサイエンスを好きになる。今になって考えると、薬学部で物理・化学・生物(医療)と分野横断的に学べたのは良かった点。 - 大阪大学大学院 薬学研究科:テーマは遺伝子解析や再生医療

          自己紹介