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イカサマな求人広告営業の見分け方

おはようございます!

WORKidの沢田です(^^)

本日のテーマは急遽書こうと
思いました

最近本当に多いです

昨日も定期面談を顧問先さんと
していたらその話題が・・・

見事なまでにイカサマ求人に
引っかかっていました(;^_^

なので沢田の方から
「毅然とした態度で
 支払わないと伝えて
 支払わなくていいです。」

と伝えました。

ただ、最近手の込んだ
ケースが増えてきたので
よくある流れを書いていきます

1 求人を出している会社がターゲットになる

  今はハローワークや
  優良求人誌などに求人を載せると
  ・ハロワインターネットサービス
  ・インディード
  などに掲載されます

  その情報を観て電話営業をかけてきます
  まあ人を欲しがっている会社に電話掛けるのは
  真っ当な求人広告会社も行っている話しなので

  当然といえば当然です

2 電話営業を掛けてくる!
  うたい文句は『無料掲載』

>イカサマ求人広告会社
 『当社の求人サイトに貴社の
  求人情報を掲載しませんか?
  2週間は無料期間ですので』

>営業を受けた会社
 『えっ!?本当に無料なんですか?』

>イカサマ求人広告会社
 『はい。無料です。』

>営業を受けた会社
 『無料なら載せようかな・・・
  でも、2週間経過で何もなければ
  やめますよ』

>イカサマ求人広告会社
 『大丈夫です。2週間経過後に
  有料にする場合、再度弊社より
  確認取りますのでご安心ください』

>営業を受けた会社
 『わかりましたお願いします』

>イカサマ求人広告会社
 『では、早速掲載したいので
  これから契約書を送付しますので
  そちらにサインをしていただいて
  FAX返信いただければ完了です』

こんな感じで進みます
ここまでの会話の流れであれば
求人に困っている会社は
『有料も自動ではないので
 無料だからやってみよう』
と、飛びつくことになるかと思います。

ここからが落とし穴になります。

3 契約書は中身をよく読ませないうちにサインさせる


  下記の書面は口頭での実施承諾後
  FAXにて送られてきた書面です
 (送信枚数2ページ)

契約文章が細かいですよね

手口としては
契約文章の読み合わせすらせずに
必要情報の記入とサインを求めてきます
そしてFAXで返信させて完了

契約内容を確認する間もなく
契約がなされてしまうのです

ところは上の赤枠内にはこんな
文章が入っています

電話営業では
伝えていない重要事項を
サラっと契約書に盛り込んで
きます

ここがアウトです!!


4 掲載はきちんとします。ただ・・・

 イカサマ求人広告会社に
 全て共通するのがココです

 イカサマ求人広告会社の運営する
 求人サイトに依頼会社の求人情報は
 きちんと載せるのです

 ただし、その求人サイトは
 全く閲覧数がのない不人氣サイトです

 例えていうなら山奥で
 「うちの会社に求人お願いしま~す!」
 と叫んでいるようなものです
 求職者に届くわけがないです

 なので同じくイカサマ求人広告会社に
 引っかかってしまった会社が
 同じイカサマ広告会社のサイトに
 載っているはずなので
 「その会社名+求人」
 「その会社の所在地+求人」
 と検索してみてください
 Googleでも
 ヤフーでも
 トップ画面にすら出てこないですから。

 SEO対策もしていないユルユルの形だけ
 サイトです

5 掲載後2週間経過したら、請求書がやってくる

  無料期間が終り有料期間に
  変わった段階で請求書が
  送られてきます。

  本来期間をもう少しおいて
  催促すればもっと請求額があがるのでは?

  と、思われる方もいるかも
  知れませんが
  イカサマ求人広告会社としても
  クリーンな商売をしていないことは
  わかっている訳です

  なので、顧客が渋々払ってくれそうな
  金額レベルを狙ってきます

  今回の金額も198,000円(税込)

  会社にとっては、大きなお金ですが
  自分たちもサインしてしまった
  弱みがあれば、払えない金額では
  ないため払ってしまう

  こんな流れになります。
  

6 イカサマ求人広告会社の見分け方

  ここまで見ていただければ
  だいたいわかるかと思いますが
  ポイントは
  ・すぐサインしない
   (急かしてくるのは100%イカサマです)
  ・その求人サイトが有効かどうか検索してみる
    「掲載されている他の会社名 求人」
    と検索してみる
    1ページ目にも掲載されていなければ
    載せても価値が無いサイトです
  ・イカサマ広告会社名でネット検索
    大抵の場合、電話の発信番号通知の検索で
    その会社が電話営業でどういうことをやって
    くるのか!?他の被害者や、断った方からの
    コメントが見れます。そこを参考に!

7 もし掲載して請求が来た場合は?

   毅然とした態度で「支払わない」
   と伝えることです

   契約書にサインもして
   その契約書に自動更新と書かれていても

  料金に関わる重要な部分について
   事前に告知せず
   口頭でも告知せず

  している時点でイカサマ広告会社が弱いです

  なので訴訟されないとは言い切れませんが
  訴訟になるとイカサマ広告会社が
  義務を果たしていないため弱い立場
  になるためほぼないです
  弁護士費用も30万円以上はかかりますので(^^;

  また、最悪の最悪のケースで
  和解になったとしても
  請求料金の支払いで済みます。

  なお、支払を拒否してもしつこく
  電話をかけてくるイカサマ求人広告会社も
  ありますが、それでも断ってください
  
  それすら面倒ということであれば
  弁護士に依頼して内容証明郵便+交渉を
  してもらうのも一つです
  (10万円~20万円程度かかります)


8 単なる被害者にならないように・・・

  イカサマをしてくる求人広告会社が
  問題大ありなのは間違いないですが
 
  私個人的には
  100対0
  で物事考えると

  ディフェンスの弱い
  被害者的経営思考しか
  実につかない
  のでやめましょう

  ・契約書きちんと確認していないですよね?
 
  ・無料ということに警戒していないですよね?

などなど落ち度がある点も
わずかながらあることを自覚して
今後進めていきましょう

そもそも求人が来る会社になれるよう
会社の質を高めていきましょう!!

本日もやりきります!!

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