マガジンのカバー画像

娯楽映画研究所通信

686
娯楽映画研究所からのお知らせをまとめました。
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

『妻よ薔薇のやうに』(1935年8月15日・P.C.L.・成瀬巳喜男)

 成瀬巳喜男監督研究。昭和10(1935)年、松竹大船からP.C.L.映画製作所に移籍してきた成瀬と…

『婦人警察官』(1947年2月16日・大映京都・森一生)

ここのところ、敗戦直後の大映映画を連続視聴。国策映画から一転、GHQの指導の下、民主主義啓…

『東京カチンカ娘』(1950年1月15日・青柳プロ=日本ユニットプロ・毛利正樹)

 服部良一音楽、齋藤寅次郎監督に師事していた毛利正樹の監督デビュー作、中田晴康脚本『東京…

斎藤寅次郎とアチャラカ映画。“くだらないこと”を全うした喜劇の神様

 斎藤寅次郎監督。かつて松竹蒲田撮影所長をつとめ、松竹大船撮影所で映画制作の陣頭指揮をと…

『乙女ごころ三人姉妹』(1935年3月1日・P.C.L.・成瀬巳喜男)

 成瀬巳喜男監督研究。P.C.L.移籍第1作『乙女ごころ三人姉妹』(1935年3月1日・P.C.L.)を久…

『女優と詩人』(1935年3月21日・P.C.L.・成瀬巳喜男)

 成瀬巳喜男研究。P.C.L.移籍第1作『乙女ごころ三人姉妹』(1935年3月1日)に次いで同月21日…

『君と行く路』(1936年9月1日・P.C.L.・成瀬巳喜男)

 成瀬巳喜男研究。大川平八郎のサラリーマンと、佐伯秀男の大学生、鎌倉に住む仲良し兄弟の恋愛と、悲しい顛末を描いたメロドラマ『君と行く路』(1936年9月1日・P.C.L.)を久しぶりにスクリーン投影。  昭和11年の成瀬としては『桃中軒雲右衛門』(4月29日)に続く二本目の作品。原作者の劇作家・三宅由岐子は、東京双葉女学校中退、24歳から劇作をはじめ、わずか6年間で「晩秋」「母の席」「春愁記」など多幕もの4篇、20の作品を残している。この映画の翌年、昭和12(1937)年に

『朝の並木路』(1936年11月1日・P.C.L.・成瀬巳喜男)

 成瀬巳喜男研究。久しぶりに昭和11(1936)年の東京風景が味わえる60分の小品『朝(あした)…

『馬車物語』(1948年1月27日・新東宝・中川信夫)

 石坂洋次郎が小説新潮に連載した「石中先生行状記」全四部は、石坂自身の弘前時代の体験をも…

あゝ幻の「おかしな奴」 三遊亭歌笑

 「破壊された顔の所有者」のフレーズで、戦中、戦後、強烈なインパクトで一世を風靡した落語…

『巷に雨の降るごとく』(1941年8月7日・東宝・山本嘉次郎)

『巷に雨の降るごとく』(1941年8月7日・東宝・山本嘉次郎) 主演 榎本健一 エノケン一座總…

『ロッパの頬白先生』(1939年3月21日・阿部豊)

10月4日(火)の娯楽映画研究所シアターは、昭和14(1939)年の東宝映画『ロッパの頬白先生』…

『愛の設計』(1939年10月20日・東宝・藤田潤一)

久しぶりに『愛の設計』(1939年10月20日・東宝・藤田潤一)をスクリーン投影。トップシーンは…

娯楽映画研究所ダイアリー 2022年9月19日(月)〜9月25日(日)

9月19日(月)『刑事物語 部長刑事を追え!』(1961年・日活・小杉勇) 久々のスタジオワーク。来年リリースの音楽ソフトの編集。あっという間に20時過ぎに。帰宅後『刑事物語 部長刑事を追え!』、ディズニー+「ジェシカ・ジョーンズ」s1 ep1を再見。「デアデビル」からの流れで順番に。そのうち新作が始まるでしょう。 昨夜はシリーズ最終作『刑事物語 部長刑事を追え!』(1961年)をスクリーン投影。佐藤保郎部長刑事(青山恭二)が辞表を出し、芸能プロモーターの右腕に。しかし、