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【中山間集落をモデルにまちづくりシミュレーション】


鹿児島県、霧島市の中山間部の自治会 の方々と、まちづくりに興味のある霧島市の民間の方、行政の方、市民の方、議員の方など、遠方は、大分の竹田からも!はるばる竹田まちづくり会社アグルの友永さんが!!嬉しい!
世代、環境、考え方が違う人たちがグループになり、架空の中山間集落の存続可能性を考える。
平日にも関わらず満員御礼。

そもそも、地域の公共不動産をどうしていくかという話を行政とするより地域主導で方向性決めた方がいいのでは!?と思い、公民館を主体にした自主自治組織づくりに取り組む鹿児島移住計画の安藤くんと意気投合してできた協同企画。

実際に参加されている60代、70代のリアルな集落の自治会長のお話を聴きながら、集落の目指す方向性を決めるワーク。
参加者が、当日限りの区長となり、限られた財源とリソースで、地域に必要なことを決め、地域の行事や環境、空き家改修事業など事業カードを決めていく。移住者は、必要?左手に理想、右手にそろばん。何を行政と連携し、何を自分たちでやるのか?という選択も。
そこには、中山間地域の中心にある学校をどうしていくのか??地域の魅力となるネタは何かなど、自由に議論が生まれてかなりの盛り上がり。架空のシナリオがベースにありますが、リアルな話が行き来する。

参加者で、ご一緒になった集落300人、うち子供5人の集落のおじいちゃんのお話が感慨深い。地域が残るためには、子供よりまずは稼ぎ。
いかに稼ぐか。それがない場所には、人は居着かん!行政に頼ってばかりでは、存続がない!福祉はいらんと言い切る70代のおじちゃん!
ないもの探しより、あるもののみっけだ!と今は、和牛が、高く売れる、、米の定期購入仕組みが、などなど、70代の方がリアルに考えていることに驚いた。
70代の方にとっては、カタカナのサテライトオフィスってなんだ?みたいな感じだけど、集落以外の考え方が入るなら地域ぐるみで投資したい!まで攻めるw
最後は、具体的に日付、やりことを現実に落とし込み。ここまで3時間で一気に作れたグループも。
集落の田んぼで、巡業相撲を企画する相撲経験のある議員さんw
なぜか、毎週土曜日午後に集まる予定を入れるというグループ。
そして同じグループのきりん商店の杉川さんは、古い商店に新たな価値をつけたいと商店そぞろ歩きを企画することに。実際にされている霧島のお土産屋さんきりん商店も次回行きたい。
小さくはじめるきっかけが生まれるシミュレーションゲームでした◎
取材も入っていたので、どこかで放送されてますw
地域科学研究所と鹿児島移住計画のコラボ企画。移住計画の安藤くんと、さらにブラッシュアップしていきたい。

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