ファイブナイツアットフレディーズを観る

ファイブナイツアットプレディーズを観ました。
低予算のホラー映画制作などで有名なブラムハウスの最新作。最近ではミーガンなんかも有名ですがパラノーマルアクティビティなんかがこのプロダクションの礎を作ったようです。またホラー以外にもセッションズやブラッククラインズマンなんかも作っております。そんな新進の制作会社の最新作です。
なんか江口寿史がデザインしたようなクマの可愛らしいキャラクターが人を襲う、というような内容だとイメージしていました。子どもの人形チャッキーが人を襲うチャイルドプレイの変化球版みたいな感じを想像していたわけです。
しかし、予想はかなり覆されました。アレはホラーなのでしょうか?
導入部分はかなりホラーなのですが、それがなければ、しばらくはホラー映画とは思わない感じです。まあ、最近のホラーはジェイソンやフレディなんかの恐怖のアイコンが出てきて人を殺しまくる、みたいな感じからはかなり変化してきているように感じます。
先日見たトークトゥーミーもオーソドックスなタイプのホラーではなかったと思いますし。
ファイブナイツアットフレディーズに関して言えば、物語として唐突に感じるところがかなりあり、話をどこまで理解できているのかはわからないのですが、こういった作品がヒットするようになったということは、ただ怖い、驚かせるだけのホラーというところからホラー映画のフェーズが変わってきているのかもしれません。
最近注目を集めているアリアスターやジョーダンピールなどがまさにその流れのトップランナーということなのだと思います。考えてみれば、ブラムハウスはパラノーマルアクティビティでブレアウィッチプロジェクトなどと並んでリアリティのあるホラー作品のニューウェーブとして登場したのでした。
もうすぐアリアスターの新作ボーは恐れているも公開になります。もちろん観に行くつもりですが、ホラー映画の新時代をさらに実感させるものになっているのでしょうか。楽しみです。

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