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「お年寄りのディズニーランド」を目指す介護センター??

【業界プロと言われている人の取組が本質かどうかは解らない】
【4Cに対して4Pを的確に対応しないと成功しない】

私も将来、リハビリが必要になったら、ぜひ入会したいと思う施設です。
少子高齢化社会、人口減少国家になってしまった日本に貴重な存在です。
◆当事例を採用した理由は、社会問題である「介護」に新風を吹き込んでいるからです。
特に、「社員ファースト」で対応すると、社員が笑顔になり、結果的に利用者に笑顔が生まれる考えに共鳴しました。
サービス業の働き方改革としても理想的事例です。

カンブリア宮殿から学ぶ 2018/01/11(木)放送 #569
高齢者のレジャーランド~笑顔あふれる介護の理想郷
たんぽぽ介護センター 代表 筒井 健一郎
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2018/0111/"

<成功のポイント/工夫>
1)社長が介護業界の常識に疑問を持ち、「お年寄りのディズニーランドを目指す介護センターを創る」決意と行動
2)利用者が積極的にリハビリしたくなる仕掛け作った

「シード」という「たんぽぽ」だけで使える施設内通貨。リハビリをすればご褒美としてもらえる
『稼ぐ、貯める、使う』が生きる根本
働く職員が笑顔になる取組多数:500円保育所等
3)ボランティアスタッフは、かつて車椅子生活者。ひまわりのリハビリでみごと回復。その恩返しにと、週1回、無償でお手伝い。

<成果>
・創業以来、右肩上がりで成長。年商は17億円強に
・日本最大級のデイサービス施設に"

<岩井コメント>
マーケティングミックス用語「4C※」に対応した素晴らし事例です。

少子高齢化社会、人口減少国家になってしまった日本に貴重な存在です。
介護のために、50代~60代の労働力が、親の介護のために、戦力から離れないといけない現象が私の身近でも起きています。
普通の介護センターでは、「要介護者一人に対して、複数のスタッフが対応」が、「介護が充実」の目標にしています。
そうでしょうか? 正しいとは思いますが、それだけではいけないように思います。
タンポポ介護センターの素晴らしいところは、「元気にする介護施設」であることです。
元気になる、つまり介護度が緩和されると、介護点数が減り、介護センターの収入が減ってしまう点が補助金の収益構造です。
だから、一般の介護センターと、レベル感の違いも感じます。

筒井社長は、介護事業開始時に、介護知識豊富なスタッフを雇ったが、利用者を客と思わないぞんざいに扱うことに怒りを感じました。
そこで、技術的ノウハウやスキルはなくてもいい。まずは利用するお客様に親切丁寧に対応する人を採用しました。
そして、「従業員も客も幸せにする介護センターにする志」をたてました。
そして、有言実行している点に頭が下がります。

<専門用語解説>
マーケティングミックスの4Cとは?

日本では、4Pは知られていますが、4Cの理解が非常に不足しています。
4Cがあっての4Pであることの説明が不十分です。

【4C】は消費者視点です。
・価値(Customer Value)
・コスト(Cost)
・利便性(Convenience)
・コミュニケーション(Communication)

【4P】は企業視点です。
・製品(Product)
・価格(Price)
・場所(Place)
・プロモーション(Promotion)
【4Cに対して4Pを的確に対応しないと成功しない】

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#53 

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