日本全国 観光列車の旅 第7回 嵯峨野観光鉄道

京都嵐山から保津川(ほづがわ)渓谷を堪能できる嵯峨野トロッコ列車が走ってます。
片道⒎3キロ、約25分で運行、停車駅は4駅です。
沿線沿いは山桜と山紅葉が合計で四千本も植っていてその季節になると景色が一変華やかになります。

それぞれの駅とその周辺の観光地紹介します。

トロッコ嵯峨駅:

嵯峨野観光鉄道始発駅です。
JR山陰本線嵯峨嵐山駅(京都駅から17分)から徒歩1分、
阪急嵐山線阪急嵐山駅から徒歩20分、
京福電気鉄道嵐電本線嵯峨駅から徒歩5分

JR山陰本線の嵯峨嵐山駅とは隣接しています。
また二つの施設が併設されています。

一つは西日本最大級の鉄道ジオラマミュージアム「ジオラマ京都JAPAN」。
精巧に作られた京都の街並みの中を鉄道模型が走り回っています。
列車の運転席と同じコントローラで模型を操作することも可能です。

もう一つは19世紀が凝縮されたテーマ館「19世紀ホール」。
ホール内には「D51」や「C56」といったSLが何台か展示されています。
また、音楽家の巨匠たちが好んで使用したピアノの名器、ベゼンドルファーが展示されています。

ベゼンドルファーとは:世界3大ピアノ・ブランドの一つで1828年にオーストリアのウイーンに設立された会社で製造されたピアノです。現在はヤマハの子会社となっています。

トロッコ嵐山駅:

ホームまで約60段の階段があるため、車椅子を利用されている方は嵯峨駅からご利用してください。
近くにはロケ地として有名な竹林の小径があります。
また、歩いて13分ほどにある亀山公園は頂上の展望台まで登ると、眼下に保津川渓谷や保津川下りやトロッコ列車がミニチュアのように見ることができます。

トロッコ保津峡駅:

駅を降りるとすぐに保津川にかかる橋(鵜飼橋)があり、そこを渡ると保津川沿いに1キロのハイキングコースがJR保津峡まで続いていて、景観を眺めながら散策することができます。

トロッコ亀岡駅:

嵯峨野観光鉄道の終着駅になります。保津川下りの乗船場まではタクシーか路線バスを利用して移動します。タクシーの場合はトロッコ列車に乗る時に予約しておくと時間を節約できます。バスは1時間に1本しか走ってないので注意してください。
それから保津川にはラフティングも体験できるコースがあり、到着地点の嵐山で温泉や料亭のランチを堪能できるコースもあります。

また亀岡市には明智光秀が築城した亀山城跡を散策できます。


保津川下りはこちら

保津川ラフティングはこちら

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