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これから世界で勝負をするならIT分野ではない理由

私には目標がある。30歳までに世界で勝負して勝つことである。その為にどんな事を犠牲にしてでも自分の目標を達成する為に今世界を周り様々な事を肌で感じるようにしている(勿論日本でやっている事のタスクもこなしつつではあるが)。

先月も10カ国くらい回っていた。そのうちの1カ国ヨルダンの首都アンマン中心部に位置するセンターホールの夜の賑わいが凄い。見渡す限りのアラブの洋服を着た男女や家族がビールを片手に踊ったり楽しい会話で盛り上がる。ペトラ遺跡を筆頭に近年は観光業にも力を入れ始め、石油王国サウジアラビアやUAEと隣接しているためかなり経済発展をし続けている印象だ。中心部は第二のドバイか?と言えるような高級ホテルなどの高層ビルが立ってきている。

こうやって石油マネーによって外貨を稼いでいるヨルダンだが、何よりヨルダン経済を支えているのはリン鉱石と天然ガスである。サウジアラビアが石油で成り立っているようにヨルダンもこういった天然資源で世界をリードしている。要は何を言いたいかというと、こういった天然資源に目をつけたヨルダンの企業や個人は世界で勝負できている言える。

よく日本にいるとみんな勘違いしているなと思うことがある。日本人の多くの人間はIT分野で起業をしたがる。それは10年前20年前インターネット黎明期にかけて楽天、サイバーエージェント、ソフトバンクなどが実績を残し、これからはITと言われるようになったからだろう。しかし、グローバルで見るとどうだろうか、GAFAMを筆頭にIT分野で名を連ねるのはアメリカ、中国、強いていうならインドくらいだろう。

IT分野ではそもそもエンジニアの給与が日本とGAFAMでは全然違う、そしてIT人材も日本は他国と比較して圧倒的に少ない。そんな中GAFAMなんかに勝てるはずがない。誰が見てもそうそう思うだろう。実際に今まで日本が世界をリードしてきた分野はトヨタなどの自動車産業、日本興業銀行、住友銀行などの銀行系である。

それにも理由がある。日本は古くからものづくり大国と称され、日本人に物を作ったり細かい作業をさせたら一級品なのだ。特に自動車を作る鉄部品なんかは日本人でないとできない工程などもあったりする。要はそういう分野世界で認められている日本人としてアドバンテージになる分野で起業をしないと世界では勝負できない。

日本というアドバンテージというと水資源もその一つである。日本は世界で唯一、水の豊かな国であり、おいしい水が全国でいくらでも使いたい放題という国は日本しかない。これを生かしたビジネスをするべきである。それは何かというとインバウンドに向けた観光や飲食店であると思っている。

良い水は良い食を生む。実際に世界で見ても日本の食文化はものすごく評価されている。日本の食と言うだけで大きなアドバンテージだ。そして、日本ではまだそのことに気づいていない人が多いため、IT分野のように超絶レッドオーシャンを泳がされることもない。

日本である程度成功したいなら全然IT分野で起業しても良いと思う。実際に私も過去にIT分野の事業をしてきたし、今も生成AI GPT4を利用した動画ソフトの開発を進めていたりもしているが全然グローバルは意識していない。
グローバルで勝負をしたいなら確実にIT分野ではない。今僕は日本の素晴らしい水で作った世界初の透明の赤ワインもやっていたり、これから発表するが今年中に地方に建設予定中の完全インバウンド向けの飲食店。このように世界を取るには日本人というアドバンテージを活かしていかないといけない。

IT分野のメガベンチャーと呼ばれた数社に追いつけ追い越せでIT起業を目指している人たち、そろそろ今の日本のグローバルでの現状に気づいた方が良いのではないだろうか。



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