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好きな名詞ではなく好きな動詞に纏わる仕事をする

よく私にはできない。私は能力がないから仕事は向いていない。みたいな事を言う人がいる。そして起業したいとか口では言うもののまるで行動できない人が大多数いるのが現状だ。

しかし、それは能力がないのではなく向いている仕事、得意な分野をまだ見つけられていないだけなのだ。僕はよくこの表現を使うのだが天才というのは人類の1%未満0.01%くらいだと思っている。生まれつき高い知能(IQ130以上が目安)や才能を持つ「ギフテッド」と呼ばれるものもいるが、例えばマーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツなどそんな人間は滅多にいないのだ。

それ以外は皆んな凡人なんだから変わらない。では何で人間の価値の差が生まれるか。それはやるかやらないかのみだと思っている。沢山何かに取り組んで自分の向いている得意な分野を見つけられるかそれだけで人間の価値が決定される。

これもよく言うのだが、そもそも馬鹿な方が成功はしやすい。後先考えずに挑戦ができるからだ。例えばアイデアはあるけど資金がないから起業ができないとすると、馬鹿は後先考えずに自分を信じ借金をしてまで自分の事業に投資ができる。遊びや趣味一つにとってもそうだ。馬鹿は何も考えずにすぐ自分の好きなことのために投資ができる。知能が良い人間は考えてしまうのだ、どれくらいリスクがあって成功率がどれだけあるのかなど。

そうすると成功率の高い挑戦しかしない為、必然と数が打てないため成功する数も減る。考えてしまう人は得意な分野を見つけるチャンスを流しているのだ。

何もかもチャレンジしていくと効率が悪いと思う人は分野を絞るといい。例えば人は得意な仕事を見つける為に好きな名詞を仕事にしたがる。野球が好きだから野球選手になりたいなどが挙げられる。しかし、野球という名詞を一つ取ってもかなりの数の動詞がある。野球を観るのが好きなのか、プレーするのが好きなのか、教えるのが好きなのか。

どれも全然違った職業であり得意不得意がある。僕も野球をプレーしていたが今から思えば野球をプレーすることはそれほど好きではなかった。だからあんまり頭が真っ白になる程打ちこめていなかったため辞めたのだろう。

もちろん野球は好きだがただ単に野球という名詞が好きだからと言う理由で職業にはできない。プレーを狂う程に好きにならないとプロにはなれないのだ。

それで言うと僕はワインも好きだ。赤白問わずこれまでいろんなワインを毎日飲んできた。しかしワインという名詞の中でも生産者を訪問して生産者と一からワインを作るという動詞、そして今までバイヤーで培った物を売ると言う動詞これらの動詞が本当に好きである。

だからワイン事業をしている。動詞を仕事にしないと続かないし、成功なんてあり得ない。そもそも仕事と趣味をそもそも分ける必要はない。仕事は趣味だし趣味は仕事なのだ。要は子供が親に注意されながら夜中遅くまでゲームに夢中になっている感覚だ。夜寝なくてもそれが幸せなのだ。

こう言う仕事を見つけると必然と成功する可能性も高くなる。ただ単に名詞を好きになるだけではここまで熱中できない。好きな動詞を見つけよ。


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