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池袋の小学校裏に現れる露天商

1970年代、たまにですが小学校の裏手に怪しいグッズを売る露天商が現れることがありました。
これは全国共通の現象だったのかな?わりと同じような話を聞きました。

売っているのは文字通り「子供だまし」の商品です。
地べたに布敷いたり、折り畳みの売り台で売ってましたね。
学校や警察に通報されるのがヤバイのか、カモが引っかかって親が飛んでくるのを回避する為か、メタルスライム並みに逃げ足が速いです。
(はぐれメタル程ではない)

親にねだりましたがもちろん買ってもらえる訳もなく、買ったことがないので値段はわかりません。
引っかかるのは低学年でしょう。
高学年にもなると「あぁまた来てら、先生に言ってやろ」てなもんですね。
冷やかしで実演をみる程度です。

商品は子供だましだけど完全な詐欺でもなかったような気がします。
覚えているのは・・・

・計算尺みたいな筒
学研の付録みたいなやつで筒を回すと簡単な乗除が出来るやつ。
だったと思います。

・モーラのパチもの。
モーラめちゃ流行りましたね。実演してたおじさん上手だった。
すぐにガチャガチャにもなったので商売長く続かなかったでしょうね。
ガチャの方がたぶん安い。

・銀紙の虫
銀紙で出来たカプセルみたいな形の筒にパチンコ玉を入れた通称「虫」と呼んでいたウニウニ動くおもちゃ。(なんで知ってるんだ?)
「生きてるんだよ~」なんておじさん言ってたな。
動き方がちょっと不思議でした。パチンコ玉以外の何やら仕掛けがあったんだと思います。たぶん磁石かな。

そういや道端でアクセサリー売ってるヒッピーみたいなお兄さんいましたよね。1990年~2000年代くらいまでは生き残っていたような。
現代ではピエロの紙人形かな?ここ数年見てないですね。

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