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TReNDジャーナル

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学問研究の専門領域を超えた交流を通して、本当に問うべき問いとは何かを考える場を作る試みの試行錯誤を共有します。
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記事一覧

変化に身をまかせて

目の前のことは一瞬一瞬で変化しているけれども、高い高いところから見れば、毎日は連続してい…

本のおすすめ:研究する自分を振り返るきっかけのために

わたしたちは日々、遠い世界で、そして自分たちの周りで起こっていること、そして自分たちが向…

AIが人格を持ったら...?

これまで我々が目にしてきたAIは、基本的に人間の知的振る舞いを模倣するシステムだ。その能力…

知的作業の創造性、の幻想...

我々があれこれと頭をひねってやっている知的作業、特に新たに考えなくてはならない提案書、説…

戦争の反対は...

Chat GPT と人類と私

「Chat GPTは人類に何をもたらすのだろうか?」 より良い未来につなげるために、様々なセクタ…

和泉
1年前
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わかったことを共有するところまでが研究

今日のみっけもの #001 専門研究に没頭していると、研究の意義を他の人に理解してもらえないことに慣れっこになってしまったり、普通の人には理解などできないだろうと驕った態度になってしまったりすることもあるかもしれない。 でも、およそ研究する価値があることで、他の人が全く興味も関心も持たないことなどあるだろうか。 研究することを仕事にしたり、仕事にまでできていなくても研究をする機会や時間が得られている人は、他の人たちが探究できずにきた世界の不思議や秘密を掘り起こすことがで

未来を壊さない技術開発

今までにない未来を創り出そうと考えるとき、新しいものや技術の開発に焦点を当てがち。しかし…

研究と社会との接合面について考える

大学が社会との共創、社会課題解決への貢献を期待される現在、多くの研究者がそれぞれの分野・…

和泉
1年前
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現場を見ていない政策が迷走するわけ

今話題の防衛費増額政策について、防衛省の元高官が語っていることには気付かされることがたく…

活動が言葉を超える時。

「〇〇を実現するために□□する」 この日本語の形は多くのシチュエーションに当てはまる。み…

和泉
1年前
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パーパスを軸としたレゴの経営方針

TReND的マインドに響いた話 2022-10-07 注意を引いたところ 活動を大きくしようとするときに…

未来を創るワクワクと栄養と光を〜TReNDが頑張る理由

学際研究共創センター(TReND)では、専門分野や大学の中に閉じこもってしまいがちな学術的研…

未来の作り方

研究という手法が、未知への探究を超えて、多くのステークホルダーをつなげる双方向の知の交流にまで広がるとき、「学問の社会実装」に新時代が訪れると信じている。 そのために、社会の中に落ちている難しい問いを拾い上げて、みんなの目に触れ手の中に戻してあげる作業が必要だ。 学際研究共創センター(通称: TReNDセンター)では、宮野公樹京都大学准教授をお招きし、専門領域を超える問いの立て方を考える勉強会を開催します。 http://www.tufs.ac.jp/documents