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「1分着手」は心の掃除

寝る前に

「今日もアレがやりたかったのにできなかった」

「そろそろアレをやらないといけないんだけどな」

と思うような未消化のタスクがあると、心がどこか休まらない。

それを見ないことにして眠るのは現実逃避的であり、
嫌なものから目をそらすような頭と心の動きをすることになる。

そんな毎日が続いてクセになっていくと、
タスクへの着手速度や完了させる力などの
実行力が下がりはじめ、そして生活の満足度も下がっていく。

未消化タスクの数が多くなれば
「心が晴れるのは現実から目を逸らせていられる間だけ」
になっていき、
モヤモヤしながら過ごす合間にお酒などを飲み始めたり。


タスクがかさばらないうちに手を着けることが重要だが、
ここで「手を付けたタスクは完了しなければならない」
という思い込みがあると、
着手へのハードルが上がって手が出なくなる。

なるべくハードルを低く、実行はスモールステップにする。
そのために「1分着手」というクセをつけることをおすすめする。
これは考え方と行動の仕方の二面から成立する。


やったことがない時には信じられないが、
「毎日1分だけでも手を着ける」ことにはすごい効果がある。

完了しなかったとしても心は晴れていき、
確実に1分やった分が前に進み、新しい発見を得られて、
達成までの時間は早まる。

はじめは「たった1分になんの意味があるのか」と思うだろうし、
「1分だけやってOK」なんて発想は習っていないことだろう。

これは「一度はやったことがある」
「やってみて効果を感じたことがある」人ですら
習慣化するまでは高いハードルのある技なのだけど、
習得すると本当に強力だ。

予定していたものの未着手で終わるタスクが溜まりがちな人や、
頭でアレコレ考えることが先行して
手を着ける数よりアイデアの数の方が多い人には効果抜群。


「やり終える」のではなくて、「とにかく1分だけ手を着ける」
手を着ける時は「いきなりそのタスクの核心を突く」1分間を過ごす。

英語を喋りたい、と思っているなら
「1分だけ」ということで「英語アプリを開く」。
これも最初はOKだが、より目的に適うアクションをするといい。

「1分アプリを開いてみる」より
「いきなり1分英語を喋ってみる」など。

「1分着手」をしてみたけど全然効果がなかった
という人はこのポイントを押さえてやってみると驚くほど効果が出る。


たくさんの未消化タスクがある人は
心も頭も曇った状態で生活している状態になっている。

この心の掃除・頭の掃除をするには、
考えるのではなく手を動かすこと。
そのための1分間。

そうして頭の中にある「やりたいな」「やらないとな」
というままの「未着手」のタスクがなくなるまで、
1分だけでも手をつけ続けたなら、夜の眠りは驚くほど深くなる。
自分への信頼や自己コントロール感も深まる。
自分を助けるシンプルな方法。

癖付けてみるとびっくりするほど生活は変わる。
今こういった意味で気持ちが重い人であれば、
毎日が心晴れやかで、こんなに軽く生きれるんだと
驚くこと間違いなし。


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