【大谷選手の入団会見】での言葉の使い方
以下は本日の大谷翔平選手のドジャース入団会見の言葉。
「感謝」「興奮」「勝つ」「期待」「全力」「優勝」「挑戦」「チャレンジ」
どれも前向きで、ワクワクする、建設的でそして気遣いが感じられる言葉です。
私がカウントした限りでは30分強の会見の中で「勝つ」「勝利」が4回、「感謝」が3回使われていました。
周りの方々に感謝する心を持ちながら新チームで勝ちに向かう気持ちが言葉に現れています。
言葉は私たちの行動に影響を与えます。
これを心理学で【プライミング効果】と言います。
心理学者のジョン・バルフ氏は大学生を2つのグループに分けました。
1つのグループには無作為に選んだ単語情報を与えて短文作成を指示しました。
他方のグループには「高齢者」を連想させる単語の情報を与え短文作成を指示しました。
終了後、学生たちの歩く速度を測定しました。
すると「高齢者」を連想させる単語情報を与えられたグループの歩行速度が遅くなっていたのです。
つまり「言葉」によって「行動」が影響を受けたわけです。
私たちも日々、前向きで、ワクワクする、建設的でそして気遣いが感じられる言葉を使いましょう。
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今日のひとこと
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言葉に関しては哲人・中村天風先生も次のように言っています。
『無自覚な人が始終、運命や健康を悪くしているのは、なんぞはからん、言葉の使い方にすべて原因があるんだよ』
『自分は消極的な言葉を知らないっていう人間にならなきゃ駄目だよ』
（「信念の奇跡」中村天風述 より）
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私もつい否定的な言葉が口に出そうになると
「イカン、イカン！」
と思って
「大丈夫！大丈夫！できる！できる！」
と言い直します。
大谷選手のように周りの方々に感謝する、そして目標実現に向かう気持ちを言葉にして、2024年に向かいましょう。
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執筆者：酒井とし夫プロフィール
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ランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスター
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ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。講演実績はパナソニック、ファンケル、山崎製パン、シャープや日本全国の商工会議所等多数。講演依頼随時受付中です。書籍は「人生が大きく変わる話し方100の法則」「心理マーケティング100の法則」「どん底からの大逆転」他です。