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【事実】スピーチの達人は〇の取り方が上手い

■故桂歌丸師匠曰く

落語家・故桂歌丸師匠はインタビューで「落語家として大事にされていることは何ですか?」と問われて「間である」と答えています。

そして
「同じ噺をやってもお客様に受ける人と、まるで受けない人がいる。どこに違いがあるかというと間なんですよ。間以外に何もない。」
とも言っています。
(参考:実演家著作隣接権センター PLAZA INTERVIEW)

一度、次の文章を読んでみてください。

あの1冊の本に出会っていなければ今の僕はありません。

はい、ありがとうございます。

では、次に下記の//の部分で2秒の間をとって読んでみてください。

あの1冊の本に // 出会っていなければ今の僕はありません。
あの1冊の本に出会っていなければ // 今の僕はありません。
あの1冊の本に出会っていなければ今の僕 // はありません。

では、次の文章を読んでみてください。

私はあなたが大好きです。

では、次に//の部分で2秒の間をとって話してください。

私は // あなたが大好きです。
私はあなたが // 大好きです。
私はあなたが大好き // です。

間の位置、間の長さでも表現は大きく変わることが実感できましたか?

■重要な個所、強調したい部分の前に間を置く

スピーチの原則としては重要な部分や強調したい部分、大切な言葉の前に間を置きます。

さらに強調したい場合には次のように重要な言葉の前後に間を入れるのも効果的です。

今日の説明で一番重要なのは  //間を空ける// ということです。

通常の会話の中で間を空ける時間は2秒が基本と言われていますが、案外、話し手が「ちょっと長すぎるかな」と思うくらい空けてしまう方が効果的なことが多いです。

私も講演中は思いっきり間を空けることがあります。すると、参加者の皆さんの視線がぐっとこちらに集まります。

あなたも人前で話す時は少し間を意識してみましょう。ぐっとスピーチ力が上がります・・・といったような印象度がアップする話し方や雑談力・会話力が上がる話し方、さらには緊張を克服する話し方を紹介した書籍「人生が大きく変わる話し方 100の法則 ボイトレ活用&あがり解消でスピーチが上手くなる! 」の予約がアマゾン書店で受付開始となりました。

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ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。講演実績はパナソニック、ファンケル、山崎製パン、シャープや日本全国の商工会議所等多数。講演依頼随時受付中です。書籍は「人生が大きく変わる話し方100の法則」「心理マーケティング100の法則」「どん底からの大逆転」他です。