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過去問をやったことがないという方へ。

皆様こんにちは。
随分久しぶりの投稿になりました。

二年間、一級建築士試験について書いてきたのでそれなりに記事数もあり、探してもらえれば疑問を解決できる投稿に行き当たると思うので最近はあまり頻繁に更新していません。

ですが今日は上記について言っておきたい!!

皆さん過去問はやっていますか?


1.過去問を解かないと

過去問は大事とはわかっていても、試験が終わると途端に皆さん勉強をしなくなります。お仕事があるのでそれはしょうがない。

しかし裏を返せば、他の人がやらない分少しずつでもやっておけばものすごいアドバンテージを得ることができるという事です。

ではなぜそこで過去問なのか?

・まずは試験元から情報が開示されていて解答もダウンロードできるからお金をかけなくても問題が手に入ります(←ココ重要!!)
・本試験でやるのは試験元が作った問題ですので本試験に一番近いのが過去の本試験問題なのです!!

この2点が大きな部分です。

加えて合格できなかった昨年の試験をもう一度解かないと自分の弱点が見つかりにくい。そのために過去問(昨年度も含む)をやることが一番重要なんです。

過去問を解くことは試験の基本です。
しかし一級建築士試験において本気で過去問に取り組む人は少ないのが現状です。私の元教え子は試験に落ちた後、過去問を一通り解きました。次の年見違えるようなしっかりしたプランを完成させ無事に合格しました。これが現実です。過去問をやらない人はやる人と大きな実力差が出てしまいます。そのぐらい過去問は強力な勉強方法なのです。

2.過去問は今できる最高の練習

課題発表がされていない時期には事例研究以外の基礎知識に関する勉強等もできますが過去問をやることが今最高の練習だと思ってください。
エスキス・作図はもちろんのこと、自分が過去問を解いていく中で疑問に思ったこと・できなかった部分が今のあなたの弱点です。本試験ではこの弱点が足を引っ張ります。
その弱点が一番わかるのが過去問です。
それも過去5年間分は必ずやっておいてください。
そしてそこから見つけた弱点を補強していく。


加えてエスキスをして作図をする、要点の記述も行う一通りの勉強ができます。それも過去問のいい部分です。

3.過去問から学ぶこと

私は過去問からいろいろな事を学びました。問題の出題の仕方、作図の完成度、プランがこのぐらいのレベルで良いんだなどたくさん気づくこと・学ぶことがありました。それは過去問をやっていないとわからないことでした。

合格しなかった年はまったくもって過去問をやっていなかった。本当に”落ちるべくして落ちた”という感じでした。

みなさんも過去問をやっていて気づくことは多岐に渡ると思います。そしてそれは必ず力になります。

製図の課題が発表になっていないのに勉強しても意味がないと思う方はまた7月からゼロから始めることになり苦労します。
まずこの時期、何を勉強していいのかわからない方は過去問からはじめてください。


「 過去問は本当に大事です 








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