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処理水を知る㉕‐参議院選福島選挙区

NHKが福島選挙区の5名にインタビューしている。
処理水について、動画の中では、次のようなことを語っている。
 
Q 基準値を下回る濃度に薄めて海洋放出することに賛成か反対か?
 ◉ A候補者
「反対です。基準値を下回る濃度であれば安全だと言える根拠がわかりません。放出してみないと先のことはわからないのが現実。地下水汚染も深刻だと認識している。」
 ◉ B候補者
「難しい問題だと思う。国民や県民の理解を得られていない状況で判断するのは危険。説明や議論が必要。トリチウムの分離技術の開発など根本的な解決を目指さなければならない。」
 ◉ C候補者
「トリチウムはいくら薄めても量が多ければ問題である。量が多ければそれだけ濃度が高くなり、福島の海だけにするのはとても汚れてしまうと感じている。」
 ◉ D候補者
「トリチウムは核融合エネルギーの原料になるので、多少お金がかかったとしても、国で活用方法を検討すべきと考える。」
 ◉ E候補者 
「賛成セざるを得ないというのが答え。現実的、科学的に言えば問題がないということであるが、風評の心配が残っている。きちんとした説明を政府からすること。海外を含めて理解を得ることが前提である。その前提の上に、科学的に安全が証明されていることを実施するのはやむを得ない。」

 参議院選挙が、処理水に対する県民の理解を少しでも深めるきっかけになってほしい。


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