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小説の登場人物をより生き生き描くためのコツを紹介

こんにちは。小説家の川井利彦です。

今回は「小説の登場人物をより生き生き描くためのコツ」をご紹介していきます。

本題に入る前にお知らせです。

◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

「本からの手紙」
あらすじ

ぜひ一度読んでみてください!!

〇登場人物をより生き生き描くためのやり方、コツ、ヒントを紹介

読者にとって、登場人物が魅力的であればあるほど、ストーリーに没頭しやすくなります。

そこで今回は、登場人物をより生き生き描くためのやり方、方法、コツを4つ紹介していきます。

※今回の記事は「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。

1.詳細なプロフィールを作成する

登場人物のプロフィールを詳細に作成することで、キャラクターの生い立ちや背景、性格、趣味などを明確にすることができます。

また、プロフィールを作成することで、キャラクターの行動や回答が自然なものになり、読者にとってもわかります。

年齢や家族構成はもちろん、出身地や血液型、好きな食べ物など、詳細なプロフィールを考えるほど、より登場人物を血の通った、一人の人間にすることができます。

それらは読者にも伝わり、より人間らしく、好感を持ってもらえます。

一からプロフィールを考えるって、大変そうに聞こえるかもしれませんが、やってみると、非常に面白いです。

ぜひチャレンジしてみてください。

2.登場人物の行動を詳細に描写する

登場人物が行動する場面では、その行動を詳細に描写することが大切です。

例えば、ドアを開く場面を思い浮かべてください。

登場人物の立ち姿、服装、表情、感情、ノブの握り方と回し方、ノブから伝わってくる温度、音、周囲の状況など、より詳細に描くことで、登場人物を生き生きと描くことができます。

最初は、ちょっと書き過ぎかもと、思うくらいで大丈夫です。

余計な部分は、後からいくらでもカットできるので、今書ける分だけ徹底的に書いてみてください。

3.非言語的な要素を描写する

登場人物の表情、動作、視覚、音声のトーンなど、先ほども書きましたが、非言語的な要素を描写することで、キャラクターの内面をより表現することができます。

このような非言語的な要素が重要になってきます。

非言語を言語化する!

少し高度なテクニックでもありますが、すでに発表されている多くの書籍を読むと、こんな表現もあったのかと、参考にすることができます。

また、日頃から相手を観察すると、様々なことに気がつくはずです。

相手の声にならない声を聞く。
小説家に人間観察は、重要なスキルの一つです。

4.過去の出来事を活用する

登場人物が過去に経験した出来事を、ストーリーに取り入れることで、キャラクターの背景や性格を深く掘り下げることができます。

それがストーリーの展開に影響を与えることがあります。

過去にあった良いことも悪いことも、全て物語を盛り上げる大切な要素です。

特に読者は、過去のトラウマを克服して、新しい一歩を踏み出す登場人物に、共感してくれます。

あまり深く考えすぎると、難しくなってしまうかもしれません、最初は簡単なもので大丈夫です。

例えば、失恋、親との不仲、友との死別、ペットの死、過去の栄光、華麗なる実績、人が羨むような私生活など。

ありきたりなもので構いません。

そこから物語を膨らませていけば、あなただけのオリジナリティ溢れるキャラクターを生み出すことができます。

5.まとめ

ここまで「小説の登場人物をより生き生き描くためのコツ」を4つ紹介してきました。

1.詳細なプロフィールを作成する
2.登場人物の行動を詳細に描写する
3.非言語的な要素を描写する
4.過去の出来事を活用する

このような方法、コツを活用することで、より魅力的な登場人物を描写することができます。

ぜひあなたの執筆活動に活かしてもらえると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

小説家の川井利彦でした。

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