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魅力的な小説のあらすじを作成する5つのステップ

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。

今回は「魅力的な小説のあらすじを作る方法」についてご紹介します。

本題に入る前にお知らせです。


◎小説「本からの手紙」が全然売れていません!!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

あらすじ

全く売れていません。

現在のAmazonランキング…

126万位。

ぜひ買ってください!

よろしくお願いします。


◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます

以前発表した小説「天上の絵画」に大幅な加筆修正を加えて、Amazon kindleから発売される予定です。

発売時期、価格はまだ未定ですが、決まり次第お知らせします。

まずはあらすじをご覧ください。

幼い頃から、才能に恵まれた渡井蓮は、純粋に絵を描くのが好きだった。
だがそんな蓮の才能に嫉妬した一部の人間の妨害によって、心に大きな傷を負ってしまう。人の恨みと嫉妬に絶望した蓮は、それが原因で絵を描くのをやめてしまった。
数年後、同級生の岩谷英司と再会する。ともに絵を学んでいた彼が、画家として大成功している事実を知った蓮は、絵に対する想いが再燃し、とんでもない事件を起こしてしまう。
人とは違う高みへ昇ることを渇望した者の、栄光と挫折。
蓮が最後にたどり着く所から見る景色は、いったいどんなものなのか。

小説「天上の絵画」
あらすじ

それに先立ち、現在『天上の絵画 第一部』を特別に無料公開しています。

「vol.1」から「vol.11」まであり少しボリュームがありますが、物語の非常に大切な部分が描かれています。

ぜひ読んでみてください。


▼あらすじで読者を引きつける

それでは本題です。

小説のあらすじは、読者の興味を引きつけ、物語の魅力を伝えるために重要な要素です。

そこで今回は、思わず読んでみたくなる小説のあらすじを作成するための5つのステップをご紹介します。

※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。


1.キャラクターの紹介と背景の提示

最初に、物語の主要キャラクターや舞台の背景を簡潔に紹介します。

キャラクターの性格や目標、舞台の時代や場所など、物語の舞台設定を読者に明確に伝えることが重要です。

例:
"物語は、魔法使いの少年トムと彼の友達であり冒険家のリサが住む、ファンタジーの世界で展開します。トムは、魔法の力を求めて旅立つことを夢見ていますが、彼の運命は予想外の出来事によって大きく変わることになります。"

このように登場するキャラクターとその世界観、物語の大枠を紹介します。

こうすることで、読者は物語の世界に入りこみやすくなります。


2.主要なプロットポイントの強調

物語の中心となるプロットポイントを強調し、読者の興味を引きつけます。

重要な出来事や転機、衝突や障害など、物語の展開に不可欠な要素を簡潔に示します。

例:
"トムは、魔法の力を求める旅の途中で、邪悪な魔法使いによって捕らえられてしまいます。彼の友人リサは、トムを助け出すために危険な冒険に旅立ちます。しかし、彼らが立ち向かう困難はますます高まり、彼らの友情と信念が試されることになります。"

このように物語のきっかけをあらすじで描いてみるのもおすすめです。


3.感情的な要素の追加

物語の魅力を高めるために、キャラクターの感情や心情を強調します。

喜びや悲しみ、恐怖や勇気など、キャラクターの内面的な葛藤や成長を読者に伝えることで、物語に共感することができます。

例:
"トムは、捕らえられた間、絶望と恐怖に苦しんでいますが、彼の友人リサの勇気が彼を支えます。二人は困難に立ち向かいながらも、互いの絆を強めていきます。"

キャラクターの心情の大まかな変化をあらすじで描くことで、物語の大枠を理解することができ、読者が手に取りやすくなります。


4.サスペンスと興味を持たせる結末

物語の結末を示す際には、サスペンスを織り交ぜて興味を持たせることが重要です。

読者に物語の結末に興味を持たせ、続きを読みたいと思わせるような要素を組み込みます。

例:
"物語の結末は、トムとリサが最終的に魔法の力を手に入れ、邪悪な魔法使いに立ち向かうエキサイティングな決戦へと続きます。彼らの運命がどうなるのか。"

あらすじに結末を描くことはあまりやらないので、参考程度に読んでください。

ただ王道の物語で、読者がなんとなく物語の最初から最後までをわかっているような作品の場合は、あえて予想通りの結末を描くことで安心感を与えることができます。

読者は未知の作品に触れることに躊躇いがあるため、結末を最初に示すことで、逆に好奇心を刺激することもできます。


5.簡潔で魅力的な表現

最後に、あらすじを簡潔かつ魅力的な言葉でまとめます。

読者がわかりやすく、一目で興味を持てるように工夫しましょう。

例:
"魔法と友情の冒険が繰り広げられる中、トムとリサは命がけの戦いに挑みます。彼らの絆が試されるなか、魔法の力と友情の力が勝利へと導くのか、物語の行く末は読者の想像を超えるかもしれません。"

簡潔でわかりやすくまとめることはあらすじを描く上で非常に重要です。


▼まとめ

ここまで「魅力的な小説のあらすじを作る方法」についてご紹介しました。

1.キャラクターの紹介と背景の提示
2.主要なプロットポイントの強調
3.感情的な要素の追加
4.サスペンスと興味を持たせる結末
5.簡潔で魅力的な表現

これらのステップに従って、読者が思わず手に取りたくなる魅力的な小説のあらすじを作成しましょう。

あらすじは作品の魅力を伝える重要な要素であり、読者が物語に没頭するきっかけとなります。

最も重要なことは、簡潔でわかりやすいあらすじにすることです。

あらすじが長すぎてしまうと、読者はそれだけで満足してしまう可能性があります。

キャラクターや物語の背景を描いて、謎やストーリー展開、結末を小出しで読者に期待させることが大切です。

今回の内容をあらすじを考える際の参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。


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