TECHNO POP 1978-1981

TECHNO POP=テクノ・ポップという音楽ジャンルの始点をどの年に定義するのかは様々な意見があるとは思うのですが、やはり一つに1978年を始まりとするのには異論はないかと思います。この年はYMO=イエロー・マジック・オーケストラが結成され、デビュー、アメリカのDEVO=ディーヴォがメジャー・デビュー(それ以前からインディーズ・レーベルから活動していますが)、そして、テクノ・ポップの王様とも言われるドイツのKRAFTWERK=クラフトワークは1970年代初頭から活動していますが、この年「THE MAN MACHINE(邦題:人間解体)」を発表、サウンド、ジャケット、コンセプトと、いわゆるテクノ・ポップを象徴するようなアルバムを発表しています。

テクノ・ポップというジャンルの特徴の一つには、シンセサイザーやリズム・マシン、シーケンサーといった電子楽器を多用した音楽、ということになるのでしょうが、アーティストの音楽に対する哲学的な姿勢を示すものとも言えるかと思います。

<MY SELECTED TECHNO POP STANDARD ALBUMS  1978-1981>

KRAFTWERK「THE MAN MACHINE 邦題:人間解体」1978
DEVO「Q:ARE WE NOT MEN? A:WE ARE DEVO!  邦題:退廃的美学論」1978
ULTRAVOX「SYSTEMS OF ROMANCE」1978
YELLOW MAGIC ORCHESTRA「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」1978
BILL NELSON'S RED NOISE
「SOUND ON SOUND」1979
SPARKS「NO.1 IN HEAVEN」1979
TUBEWAY ARMY「REPLICA 邦題:幻想アンドロイド」1979
GARY NUMAN「THE PLEASURE PRINCIPLE 邦題:エレクトリック・ショック!」1979
TELEX「LOOKING FOR ST. TROPEZ 邦題:テクノ革命」1979
YELLOW MAGIC ORCHESTRA「SOLID STATE SURVIVOR」1979
JAPAN「QUIET LIFE」1979
ULTRAVOX「VIENNA」1980
JOHN FOXX「METAMATIC 邦題:メタル・ビート」1980
VISAGE「VISAGE」1980
NEW MUSIK「FROM A TO B」1980
JAPAN「GENTLEMEN TAKE POLAOIDS 邦題:孤独な影」1980
JAPAN「TIN DRUM 邦題:ブリキの太鼓」1981
YELLOW MAGIC ORCHESTRA「BGM」1981
YELLOW MAGIC ORCHESTRA「TECHNODELIC」1981

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?