探して見つけることって大事だと思う


まちの魅力って何ですか?という問いに対して、誰が答えることができるのか。

まちのことだから行政が示せばいい、とか思う人もいるかもしれないけれども、何か違和感ありませんか?

例えば、自分が旅行に行って、いいなと思うものを見つけたら、それはまちの魅力だと思うし、例えば、自分で住んでいるまちについても、実感として「夏の花火大会が楽しみ!」とか「時間ができたら、○○のカフェで時間を過ごすのが幸せ」といった、実感として自分でいいなと思うものがあれば、それがまちの魅力なんだと思います。

まちの魅力の決定権は、その人自身にあると思うのです。

もうひとつ

世の中のできごとにすべてが正解と不正解で分けられるものではないと思っています。

例えば旅行に行ったときの話。

行き先を決める、宿をどこにする、という話をしているときに、それにかかる費用や満足を徹底的に考えてそれは正解だとか、もっとこのほうがいいということを徹底的に考え抜いてから決めないとちょっとでも、満足できなかったら、それは不正解であとで後悔するというスタンスの人がいました。わからないでもないれど、どうしても違和感があって、うむむとなってしまいます。

例えが悪いかもしれませんが、世の中のできごとが、すべて正解と不正解で分けられるものではないと思っています。

そもそも正解も不正解もないというできごとはいっぱいあるだろうに。。。

そういうことを考えていると、「探して見つける」ことが大事なのではないだろうかと考えます。

まちの魅力にしても、”このまちの魅力はこうなので、みなさんもこう感じてほしい”

ではなくて、”一度訪れてみてください。そして探して見つけてください。それが答えです。”

の方がしっくりきます。

正解、不正解の話にしても、仕事であったら、答えを出しながら前に進んでいかないといけないことは、当然のこととして、

広く世間に目を向けたら、別に正解も不正解もないというものごと、できごとはよーさんあるでしょうということを

頭の隅に置いておけるがどうかでも、思考の幅は広がると思います。

そのようなことを考えていると、「探して見つける」というスタンスをどこかで持っておきたいなと思ったのでメモしておきます。


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