見出し画像

2.20(3/89日目) 日帰りトレド

朝、Plaza Eliptcの駅でサラサラさんを待った。
週末のサッカー観戦以外はなにも予定は立てていないので、サラサラさんの観光に着いていくことになっていた。

待ち合わせ時間に少し遅れてサラサラさんが到着し、一緒にバスでトレドに向かった。

2時間後、街全体が博物館と言われる世界遺産古都トレドに到着。

バスから降りると、目の前に古い石造りの街並みが広がった。マドリッドも歴史を感じる都市だが、トレドはそれ以上にレトロな雰囲気。
それもそのはず2,000年以上の歴史があるらしい。レトロ軽々しくと表現するには失礼で、なんというか街全体から「スゴ味」を感じてしまった。

旧市街の坂道を上り、この街のシンボルであるアルカサルに到着。ここはスペイン内戦時にフランコという将軍が立てこもったという場所でも有名らしい。

入場料を支払い、中の博物館へ。博物館は戦時中の状況がリアルに残されていて、戦争中に着いたと思われる床の血痕や、薄気味悪いシミが残る部屋、武器庫、治療室などの負のオーラたっぷりな設備が生々しく残されていた。

あまりにリアルな戦争の跡にショックを受け城内に居続けることができず、気分転換の為に外に出た。
すると、ネガティブ感たっぷりの城内とは真逆に、高台にあるアルカサルからは先程登ってきた古い石造りの建物や教会などが一望でき、街の横を流れる川や、遠くの山々の景色を大パノラマで見ることが出来た。
切り取ればそのまま絵葉書になるんじゃないかというような美しさに、このままこのお城に居続けてしまいたいと考えてしまうくらい癒やされてしまった。

「大聖堂に行ってみよう!」

その後、アルカサルから一度街に戻り、もうひとつのシンボル(というかこちらがメイン)トレド大聖堂やカテドラルなどを見て回っていると、あっという間に夕方になってしまったので、バスに飛び乗りマドリッドに戻った。
マドリッドに戻った頃には、時計は19時を回っていた。

夕食はマヨール広場近くのバルに入り、イベリコ豚の生ハムとソパ・デ・アホというスープを頂いた。両方とも初めて食べたがめちゃくちゃ美味しかった。

食後、広場に行ってみると複数の人が集まっていて何やら賑やかな雰囲気。どうやら明日開催されるお祭りの前夜祭的なものが行われているようだ。素人参加型の仮装コンテストのような催し物をやっていたのでしばらく見物。
20組程がそれぞれの仮装を披露し、審査員らしき人が舞台の袖に座っていたので審査が始まると思いきや、やらずにそのまま終了。

審査員の人は何のために…。

気がついたら0時を回っていたのでサラサラさんと明日も会う約束をしてホテルに戻った。

2月というのに19時を過ぎないと暗くならない。スペインの夜が長いと言われるのはこの日の入り時間のせいだろうか。
ちなみに気温は日中24℃にもなった。

本日の出費

昼食 900Pts
夕食(バル) 800Pts
メトロ回数券 670Pts

 

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?