お義母さん、僕の子供を産んでください No15. ショール
レストランでの楽しい夕食を済ませた私たちは、このまま帰るには惜しいと言うので、カラオケに行くことにした。
ネオン煌めく街を歩く。
ワインで火照った顔に夜風が心地いい。
少し遅れて彼が後ろから付いてくる。
娘が、女だけの話があるから離れていろと言ったからだ。
「タカシさん、拗ねているみたいよ」
「いいのよ、拗ねさせておけば。何よ、お母さんばかり見ちゃって」
「そんなことないわよ。あなたのこともしっかり見ていたわよ。胸だけど」
私はそう言って笑った。
娘は、ノースリーブのサ