日本の神々と天皇の深い繋がり

原田龍二さんのYouTube、「ニンゲンTV」を今日見たんですけど、淡路島の「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」をお祀りしている神社へ参拝する動画でした。

その神社の宮司さんと原田さん、阿部さん(心霊スポット巡りに同行している霊能者の方)が、たまたまお話する機会が設けられて、天皇制のことやそもそも日本の神と海外の神の概念は全く違うと仰っていて、

「ああ、クリスチャンなんかはキリストを絶対神として、信仰をすることが前提だけど、日本の神の概念とは確かに少し違うかもな」

なんて最初は、特に疑問を感じることなく宮司さんの話を聞いていました。

天皇制の話になると、ちょっと表情が強張って、

「現代の天皇制の継承問題は由々しき問題だ」と強く言っていました。

宮司さんが言うには、

「元々日本の天皇制の元祖は神武天皇であって、彼は男性でした。
結局、その神武天皇から現在まで「男系の世襲制で天皇家は連綿と続いてきた経緯がある。
そのため、女系天皇を誕生させることは、今までの大事な流れを変えてしまうことになるのではないか?と危惧しています」

ということを仰っていました。

その理屈も解るんです。

でも、現在、天皇家は秋篠宮家の末っ子が男で、あとは天皇陛下のお子様は愛子様だし、現実的には世襲はこのお二方の二択になると思われます。

・・・でも、何だか申し訳ないんですけど、その話にはかなり偏った考え方があると感じたんです。

そもそも、日本神話では、イザナギのミコトとイザナミのミコトの御子息が「天照大神様」なわけです。

天照大神様は女性です。

まして、天照様は「日本国の総氏神様」にあたるすごい方です。

女系天皇を否定するなら、なぜ天照様は日本国全体をご守護する、大事な要職に就けたんでしょうか?

そもそも、日本の神々が本当に「男系に絶対的にこだわること」を望んでいるのか?

その宮司さんも然り、皇族アナリストなどの男系推奨派の方々は、何か根拠があって男系にこだわっているのかと思っていましたが、よくよく話を聞いてみても、結局、誰もが納得する根拠を示せていないのです。

完全に「思考停止」の状態です。

ということは、本当は「女性天皇」が誕生しても何ら問題ないんじゃないかな?と思うのです。

それよりも、私は、男系にこだわるあまり、結局女性しか今後天皇家に生まれなくて、天皇家の消滅の方が怖いです。

私の観点はあくまでも「スピリチュアル」な視点から見た、天皇家の在り方なんですけど、

天皇家がもし、滅びるようなことがあったら、日本国は他国に経済的・物理的侵略をされるなどして、現在の神社制度(神道)が滅びてしまうのではないか?と強く感じます。

神事は、太古の昔は女性(巫女)が自然霊とのシャーマニズムによって国の方針などを決めていたという歴史もあります。

それを論理的にまとめ、民衆に伝える役目が男性の役目だったそうです。

ですから本来、神事や政治に、男も女もないわけです。

そして、天皇は毎日、3時間のお祈りをされているそうです。

そこには、雅子皇后も同席して行われているようです。

天皇家の中に「女人禁制」のエリアなど存在しないわけです。

日本国全体を想い、国民を想い、いつまでも健やかで平穏でありますように。との祈りを、両陛下が等しく行っているわけです。

目に見えない「量子力学」の世界の話になりますが、お祈りを毎日、天皇家が欠かさず行っていることで、波動・振動数が日々調整されて、日本の国土全体におられる神々が、日本を総力を挙げてお守りされているのではないか?と思うのです。

もし男系にこだわり続け、女性を否定し続けた結果、天皇家が滅びたら、この祈りは無くなり、指針を失った日本中の神々は日本国を守り切れなくて、秩序が滅び、結果、日本国の破綻を招くことになると思います。

だから、天皇家が存続していくことは、霊的観点からも、重要なことなんです。

だから、男系じゃなきゃだめだとか、女じゃ根絶やしになるとか、そんな低いところで議論しているような事ではないんです。

天皇家のどなたが継承されても、私は有難いって思いますし、天皇家は日本人にとって必要な存在だと思います。

男系にこだわるのは、無意識に「男尊女卑」の考え方が根底にあるのかな?と思いますね。

天皇家の方々も、愛子様が次の天皇になってもいいと思っていらっしゃるのではないかな?と感じています。

国を本気で思っているのは、政治家でも官僚でも大企業の重役でもなく、天皇・皇后両陛下だと思っています。

話は逸れますが、私は元々、海外志向で、特にイギリス・アイルランド・北欧・イタリアなどの文化に興味があり、いつかは長期で各国を旅したい。何ならとても気に入った国があったら、永住してもいいな、とさえ思っていました。

しかし、コロナになってから、そんなことは全く思わなくなりました。

旅行はしてみたいとは思いますけど、海外に住みたいとまでは思わなくなりました。

コロナになってから、私は日本の神社を沢山訪れたり、日本旅行をかなり広範囲でするようになりました。

特に高千穂の天安河原に行ったとき、「自分は日本人なんだ」と、強く意識させられましたし、北海道に行ってからはますます日本が好きになり、もっと日本人として、日本を発見していきたいと思うようになりました。

天安河原・宮崎県高千穂
北海道神宮・札幌市西区

日本は同調圧力や、協調性を強く重んじすぎる、時間厳守すぎるなど、確かに問題点は多々ありますが、総じて他国と比べてもかなり安全で安心して暮らせる、唯一無二の国という気がします。

コロナは確かに、今までの安泰だった日常をぶっ壊した存在だったけど、改めて、自国を振り返る良いきっかけになったんではないか?と思います。

天皇制のことだって、コロナがなければ私はあまり関心が無かったです。

今は、日本って本当に自然が豊かで美しく、空気は綺麗で海の幸・山の幸に恵まれて美味しいものがいっぱいあって、本当に良い国だなぁ・・って痛感しています。

この国が滅びたら本当に悲しいなぁ・・と、今は本当に強く思います。

各地の神社・神宮を巡り、どこもそれぞれ個性があったりはしますが、共通して伝わってきたのが、

「日本の国を、日本人を全身全霊でお守りしたい」

そういうメッセージだけが伝わってきました。

そんな神々の想いに心が熱くなったし、やっぱり日本の神々の想いに応えたい!応えられる自分になりたい!とその時強く思いましたね。

だからこそ、海外もいいですけど、日本の皆さんも日本という国をもう一度、改めて見直してみてはいかがでしょうか?

氏神様でもいいから、神社参拝、時々してみませんか?

日本って本当に良い国、素晴らしい神々にご守護されていると感じますよ。

それは、やはり天皇が日々祈りを捧げているお陰だと強く思います。

とりとめのない長い話に付き合って下さってありがとうございます。

今日はこの辺で。




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