東水杏

96年生まれの女、東水杏

東水杏

96年生まれの女、東水杏

最近の記事

キッチンの床で作り置き用に作ったカレーを食べる夜(日記)

先日母親にお米をもらった。 私の家には炊飯器がないので、初めてフライパンで炊いてみた。 せっかくの白米(普段はオートミール)なので、カレーを作ることにした。 バーモンドカレーのルーが一番好きだけど、他のルーより少しだけ高かった。 『普段頑張ってるんだからこのくらい..!』という気持ちでバーモンドカレーの甘口を購入。 お肉が家にないし、今から買いに行くのも少し面倒なので野菜だけのカレーにした。 コトコト煮詰めてから少し味見のつもりで食べたら、美味しくて止まらない。

    • これでいいのだの日(日記)

      最近猛烈に疲れが溜まっている。 ほぼ家で仕事してるのにも関わらず強烈に眠いし、なんていうか身体をピシッとできない。 今までなら翌日に食べる料理を作って、床を掃除して、キッチンは綺麗にしてからベットに入るというルーティンだったのに、最近はもっぱらできていない。 特に気持ち的に落ち込んでいるわけでも、寝不足な訳でもないのに何故だ。 そんなことを考えながら仕事終わりに近所の異国風スーパーに行き、手作りちまきを購入した。 お店のインスタを見て食べたくなって、閉店ギリギリに走

      • この気持ちの名前は

        小学校低学年の頃だったと思う、 はじめて女性に対して「好き」のような感情を抱いたのは。 母親に連れられて子ども向けミュージカルを観に行ったとき、出演していた少年の格好をしたお姉さんに心が釘付けになった。 だけどそれは今考えても恋ではなくて、もっと心の奥底が切なくなるような、少し悲しいような、でもとてもドキドキする。 そんな感覚だったのを覚えている。 でも「好き」のような感覚。 今まで付き合った異性にも、好きになった俳優にも同じような気持ちになったことは一度もない。

        • 私のかわいいそばかすについて

          昨日初対面の女性に「そばかすとってもかわいい!」と言われた。 思わずその言葉を聞いてはしゃいでしまった。 前回のnoteにそばかすについて書いたきり、嫌いじゃないけど好きでもないくらいの立ち位置にいたそばかす。 その日の朝は増えた気がするそばかすに少しげんなりした気持ちでメイクをしたけど、 帰ったらまずコンシーラーなしのナチュラルメイクを練習して急に愛おしくなったそばかすを眺めていた。 そしてキャンディーキャンディーの曲を流しながらPinterestで「そばかす」と検

        キッチンの床で作り置き用に作ったカレーを食べる夜(日記)

          特に気にしていなかったのにSNSを見て気にするようになった「そばかす」について

          幼い頃から頬にそばかすがある。 別に好きでもなければ嫌いでもない、簡潔に言うと特に気にしていなかった。 ファンデーションを塗る時も隠そう思ったことなど一度もない。 なのに最近は鏡を見るたびにちょっと気になって、数を数えてみたりしている。 SNSでそばかす取りレーザーの広告を見てから。 美容皮膚科のHPを見たりして、1万円くらいで消せるの?とお金の計算までしている。 だけど、鏡の前に立ってそばかすが全く無い自分が想像できないし、なんだかちょっと違和感というか寂しさを

          特に気にしていなかったのにSNSを見て気にするようになった「そばかす」について

          「チャックより愛をこめて」を読んで

          大好きな友だちに誕生日にもらった黒柳徹子さんの「チャックより愛をこめて」をやっと読み終えた。(もう貰ってから2年ほど経ったかな) 今読んで本当によかった。 心がなんとなくザワついていた今日この頃、この本がふわっと「大丈夫よ」と声をかけてくれた気がした。 この本は徹子さんが単身でニューヨークに1年間留学したときの日記がメインなのですが、 本当に心のままに書いている感じがして、読者の一人である私の心にもスッと入ってきた。 私は日記を書く時に悲しい気持ちとか”本心”とかを何

          「チャックより愛をこめて」を読んで

          何でこんなにゴミを出さないと生きられないんだよ

          一人で暮らし始めてから自分の出すゴミの量に唖然とした。 野菜が入っていた袋 収納家具の段ボール お寿司の入っていたプラスチック皿 マスクが一枚ずつ包装されている袋 (もちろんマスクも) ビールの空き缶 何でこんなに?と思うほどにゴミが出る。 普通に暮らしてるだけなのに。 このゴミはどこに行くんだろう。 自分が生活するだけで自然や空気を汚して、動物達のことを苦しめているかもしれないと思うと辛くて仕方がない。 どうしよう。どうすれば地球に優しくなれる? 悔しくてゴミ

          何でこんなにゴミを出さないと生きられないんだよ

          26になったら急に身体が変わってきた

          肌がゴワついている。生理中はとてつもなく眠くて、頭がモヤっとして舌がいつもと違う感覚になる。疲れが全然取れない。カップ焼きそばは全部食べきれないし、脂たっぷりのお刺身やお肉は少しでいい。喉が受け付けてくれない。 前までは肌は取り敢えず化粧水塗っておけば乾燥もそんなにしないし、生理中はお腹が重いだけで別になんてことなかった。そもそも肌のゴワつきとは?という感じだった。 疲れなんて寝ればすぐ取れたし、翌日まで持ち越すことなんてなかった。 もちろんステーキだって何だってたくさん食

          26になったら急に身体が変わってきた

          絶望的メンタルから復活する方法

          ちょっとしたことで落ち込み始めると寝る前はもちろんのこと、仕事中(在宅)、髪の毛を乾かしている間など、とにかく絶望的メンタルのときは悲しいこと以外考えられなくなる私。 でももう大丈夫。 26歳にもなったので、自分の扱いにも慣れてきました。 ということで、絶望的メンタルから復活する方法をシェアします。 部屋の掃除を開始する 家でぼーっとしたりYouTubeを見るだけだと邪念がやってきてしまい涙がポロリ。そんなときは部屋中の掃除を始めます。 特に水回りの掃除は目に見えて綺

          絶望的メンタルから復活する方法

          予想していたより私はお金がない

          学生の頃はサークルの合宿があるたびに「お金がない」と嘆いていた。 確か3万円くらいだったけど、月のバイト代は日々の友だちとのランチや学食、洋服やコスメ代、旅行のための貯金などで消えていったので常にお金はあるけどない、みたいな状態だった。 社会人になればお金がない状態から脱することができる。 しかも正社員になって毎日少なくとも8時間も働くのだから、当たり前にデパコスとか買えちゃう。 と、思っていたらそういうわけでもなかった。 先日ちょうど友だちと熱海旅行に行った時、ちょ

          予想していたより私はお金がない

          生で見るものは想像より怖くて、想像よりも楽しい

          この間人生で初めて中野ブロードウェイに行った。 サブカル系の雑誌とか記事とかで度々目にしていたからずっと気になっていたけど、何となく用事もないしと思って行ったことがなかった。 そして何となくそのことを友達に伝えると、じゃあ今日行こうということになった。 友達に連れられて中野駅に降りた瞬間からワクワクが止まらなかった。数々の私が好きな有名人が足を運んだ場所、一体どんな場所なんだ?と思いながら商店街を歩いた。 人混みの商店街を歩いていると唐突に「NAKANO BROADWA

          生で見るものは想像より怖くて、想像よりも楽しい

          毎年やりたいと思ってるのにできてないこと

          ハロウィンの仮装大会 私は10月になると毎年ともだちに「仮装するわ、今年は絶対する」と言う。 でも必ずしない、絶対しない。 一応理由はある。 ・仮装のコスチュームは結構高い ・ハロウィン以外に着ないから勿体ない気がする ・10月31日に遊びに誘うのちょっと恥ずかしい(そしてなんだか申し訳ない) ・どこでやればいいかわからない これらを解決しなければ私は一生仮装大会を開催できない。ヨボヨボのおばあちゃんになってからでもいいけど、できれば今やりたいから来年は絶対やる。 もう

          毎年やりたいと思ってるのにできてないこと

          アメとムチ

          最近外に出ることがなさすぎて美意識が失われつつある。 お腹が空いたら好きなものを食べ、常にお腹いっぱいの状態をキープしているのでもちろん太る。 そしてスマホの万歩計、平日はほぼ1000歩以下という脅威の運動不足。 私は食べるのは好きだし、運動は苦手。 今はたくさん食べて、動かない生活を続けているから、苦手なことはせず、好きなことはできている状態。 割と満たされている状態なのに全く満足感はなく、ただただモヤっと後ろめたさを感じている。 そう、私は食事をある程度制限をし

          アメとムチ

          投稿するまで完成しない生活

          新しい洋服を買ったり、髪型を変えたりしたときはSNSに投稿してみんなに見てもらいたくなる。 正確に言うと見てもらいたいだけじゃなくて、「いいね」が欲しい。いわゆる承認欲求。 最近の生活では新しい何かをしたり、買ったりした時にSNSへの投稿が完了するまで未完成な気がしてしまうことに自分の中で違和感を感じている。 更に言うと新しいものを買う瞬間に『SNSに投稿しよう』という気持ちが既に存在している。 『ほらね、私お洒落でしょ』と言わんばかりの投稿をしている自分に飽き飽きして

          投稿するまで完成しない生活

          12月24日の夜

          昔私が寝ていた部屋は窓が大きくて空がよく見えた。 12月24日の夜はサンタさんが来るから眠れなくて、母親も父親も寝ていたけれど私はずっとトナカイに連れられてサンタさんが空を飛んでるんじゃないかと空を見つめていた。 私の家には煙突がないからどうやって家に入るんだろうと思い、玄関から魔法で家の中に入る想像をしたりもした。 でも毎年いつの間にか寝ていた。 そして朝起きると玄関に手紙と一緒にプレゼントが置いてあった。嬉しかった。 走って玄関に行ったのをよく覚えている。 夜

          12月24日の夜

          ピュアな感覚で恋がしたい

          小学生の頃みたいに足が速いから好きとか、もっと分かりやすい好きがいい。もっとピュアな感覚で恋したい。 だけど誰かに恋をしても「この人は結婚願望が強いか」とか「酒癖が悪くないか」とか確認事項があるから、純粋に好きと思えるまでのハードルが高くなった。付き合うまでに心配なことがが多い。ああ。 もちろん細かいチェック項目はもっとある。 例えばすぐに迫ってこないかとか、箸の持ち方は正しいかとか、浮気症じゃないかとか、野菜が食べられるのかとか。そんなことを考えてたら一生誰とも付き合え

          ピュアな感覚で恋がしたい