給料上げろというよりも、完全在宅ワークにしてくれ、とお願いしたほうが良いかも知れん

物価が上がっているが、給与が上げづらい時代

社会保険料がどんどん上がっている。だから会社負担も増している

社会保険料つまり、健康保険や厚生年金は、実は給与明細に書かれている額の2倍です。半分は会社負担となっています。
この社会保険料はどんどん上がっています。
「社会保険料 値上げ」というキーワードでググるといくらでも出てきますので、調べてみてください。

給与アップは難しい

給与を増やすと会社負担も増える、という状況になっているのです。
物価上昇に伴い、給与も上がってほしいですが、電気代なども値上がりして会社の経費も増しているので、物価上昇に追いつく給与アップ交渉は難しいでしょう。

給与が増えても、そのまま手取りにはならない

働いて得た収入は所得になります。これに対し所得税と住民税がかかります。年収によりますが、15%から20%(収入次第ではそれ以上)は税金の支払いに消えます。
さらに、社会保険料も上がります。標準月額報酬というのがあって、1万円上がると、健康保険料が500円ほど、厚生年金が1000円ほど上がります。雇用保険料も上がります。
概算で
1万円ー2000円(税金)ー1500円(社会保険料)=6500円 
?!これしか残らない?こんなに引かれるんですか(驚)

在宅ワークへの切り替えをお願いしてみよう

在宅なら実質給与アップ?!

そこで在宅への完全切り替えをお願いしてみましょう。職種によっては可能なはずです。
在宅ワークに切り替えると実質給与アップと同じ効果が得られるでしょう

通勤と在宅でかかってくるお金

毎日かかるもの、それはお昼ごはん、コーヒーなどの飲食費ですね。
外食800円、缶コーヒー2本だと、1000円が毎日かかっていることになります。※
対して、在宅ですと300円程度で、さらに冷蔵庫の飲み物を飲み放題です。しかし、自宅の電気代がかかります。照明、パソコン、エアコンで1日あたり100円かかります。ざっと1日400円と言ったところでしょうか。エアコンがいらない春秋ならもっと安くなります。

差額は1日あたり600円です。月20日の出勤ならば、月で12000円の差がでます。

※この差を埋めるには、お弁当を持って行ったり、水筒を持って行ってら安く済み、300円くらいでしょうか。しかし、朝の支度が大変ですよね。夏で水筒の中身が尽きたら、自販機で買わなくてなりません。弁当箱も水筒も買わないと。。

「見えないお金」も考えよう

通勤で、ドアtoドアで1時間かかっているとすると、往復2時間を会社に捧げていることになります。しかし、勤務時間外なのでそれに対して給与が支払われることはありません。
あなたの時給が1200円ならば2400円のお金が無くなっているようなものです。

そして、携帯のプラン。もう外に出ないのでギガを消費することはありません。プランを安いものに変えていいでしょう。2000円くらい安くなるでしょう。

在宅に切り替えるとこんなに違う!

ここまで考慮すると、通勤では1日3500円かかっていることになります。
差額は1日3100円となりました。
月で62000円の違いです。
満員電車も無い、電車の遅延関係ない、天気予報を気にしなくていい、靴やスーツの買い替え頻度も下がります。
宅配はいつでも受け取れます。ネットスーパーでまとめ買いして、買い物に行かずとも安く済ませることができます。
通勤が無くなることで空いた時間は、自己投資に充てても休養に充ててもいいでしょう。

仕事面でのストレスも減ります。
社内であった雑用が一切ありません。
朝の掃除、会議室の準備、電話の取次ぎ、複合機のトラブルなど、雑務から開放されました。
心や体の疲労度も全然違います。ゆとりある生活を送れるようになりました。

まとめ

お金も時間も手に入れることができる、在宅ワーク生活をぜひ勝ち取りましょう。
無理なら、多少年収下がってもテレワーク可能な会社に転職していいと思います。
稼いでも税や社会保険で搾取されるだけですから。
計算してみると、実質的な手取りはそこまで減っていないはずですよ。

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