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島のおばーちゃんとの挨拶🍋高校生島暮らし日記#2

どこのどいつじゃー
週に2回は投稿しようと言った奴は。もう3週間経っとるやないかい。

9,10月は島の行事やイベントに参加したらり、
島の外でイベントを企画したり喜怒哀楽、いろいろあった月であった。

これもまた言い訳なり。

そんな私を励ましてくれる曲が山崎まさよしの『セロリ』である。

”育ってきた環境が 違うから 好き嫌いは否めない”

山崎まさよしが素敵な歌を書いてくれたおかげで、
私は誰かを攻撃する回数が減っていると思う。
ありがとう。山崎まさよし。


そろそろ本題に入る。それは私の愛するチャリおくん(←火野正平風)が
パンクしてしまって、歩いて登校していた7月頭のこと。

近所に住むおばあちゃんに挨拶したところ、それはそれは喜んでくれて、
それからというものただ挨拶をするだけではなくて、
軽くお話しするようになったのだ。

これが意外と日々の朝の楽しみになった。

そんなある日のことである。
いつものおばあちゃんに挨拶すると、
急に「帰りにトマト持って帰りんさい」と言ってくれたのだ。

帰りにトマトを受け取るためにおばあちゃんの家に寄ると、
買い物に行ったけぇ、アイスもということで、バニラバーがおまけでついてきた。

もはやトマトがおまけになっている気もするが、
殺人的な暑さの中、トマトとバニラバーは優しく心と体に沁みわった。

世の中には
〜したら、〜するもんというものが存在する。

子どもは、人はやっぱり実感がないと何かを信じたり、選択することができないんだと思う。

だから、大人や、挨拶をした方が良いことあるよってことを知っている人が、
それを知らない子どもたちに、挨拶の良さを教えるだけじゃなくて、
子どもたちが良いことを実感できるような環境をつくらないといけないんだ。

『情けは人のためならず』と言うけれど、人に何かしてもらった経験がない人に、誰かのために何か良いことをすることの重要性を説いたとしても、無理だと思う。

子どもに、周りの人に、実感を持たせられる人間に、
そういうものに私はなりたい。

この前、久しぶりにおばあちゃんに登校中会い、
「おはようございまーす」って言っただけで、
「久しぶりやねぇー。かわいいねぇー、行ってらっしゃい」と言ってくれた。


今日も島は平和である。