これは育休前、育休中、育休後の2023年8月10日から2024年3月5日に僕が付けていた日記を、振り返りながら、1日分を毎日更新しているものです。（28日目）

　ワン氏のイタズラが、相も変わらず続いている。いつもは、しっかりと飲んでからやる「牛乳バッシャー」を、今日は食事開始早々にやりやがった。しかも、フローリング目掛けて。コップを取り上げて今日は牛乳をもうあげないと宣言すると、
「ぎゅうにゅうがのみたかったの～」
と泣いて懇願してきた。どの口が言うのだろうか。
　今日はトトとカカ、一丸となってワン氏を叱る。しかし、「もう、バシャーやらない？」と聞くと即答で、
「ばしゃーする！！」
と返す始末である。引き続き、なぜダメなのかを説明し「ごめんなさいは？」と聞くと、口を真一文字に閉ざし徹底抗戦の構え。
　小沢健二は『痛快ウキウキ通り』で『済まない気持ちはサルにもあるとか言うけれど』と歌ったが、ワン氏も悪いことをしたという気持ちは、少なからず持っていると信じたい。その気持ちを、「ごめんなさい」という謝罪の言葉に変換させることができるようになるまでには、どのような過程を踏む必要があるのか。ひとまず、最近はじまったと思われるイヤイヤ期が終わるまでは待つ必要があると感じている。