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おばあさんには登らない(2023/9/25)

これは育休前、育休中、育休後の2023年8月10日から2024年3月5日に僕が付けていた日記を、振り返りながら、1日分を毎日更新しているものです。(46日目)


 出産まで1週間と迫った今日から、僕の母に静岡から来てもらうことにした。これは、ワン氏の保育園通園の関係で里帰り出産をしないと決めた後で、カカのいない産後5日をワンオペでしのぐことなどできないと、僕が判断したためである。今日から産後1ヶ月程度、我が家に滞在してもらい助力を得るつもりである。
 もちろん自分のためにと考えた策ではあるが、これはなかなかどうして親孝行になるのではないか。ワン氏は、産後1ヶ月をカカの実家で過ごした。静岡と東京では、じゃあ次は僕の実家で出産というわけにもいかず、おばあさんにご足労いただいたというわけだ。もともと僕の母親は赤子好きで、バスや電車で赤ちゃんを見れば、変顔などでご機嫌を伺うような人で、適任でもあるのだ。
 ワン氏には2、3日前からおばあちゃんが来ることは伝えてあった。また普段からテレビ電話でお話しているから、対面して5分後には「おばあちゃん」と呼んで絵本を一緒に読むなどしていた。ただ、70を超えたおばあさんだからか、ワン氏は体によじ登ったりはせず顔を寄せ合う程度で遠慮をしているようである。
 僕もワン氏を見習って、おばあさんに頼り過ぎないようにしなければならない。ところどころでご助力をいただきながら、「あくまで冥土の土産を作ってもらうのだ」というような心持ちで、明日からも家事にまい進するつもりである。

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