トビウオ

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Another mind

Another mind とある僕に宛てた言葉 見えなくなるほど霞んで 癒えなくなったこの心は くしゃくしゃになって消えていく 「 どうしようもないさ」と君が囁くけど 誰かのセオリー通りに決められた僕じゃないだろう 息を潜めて溺れそうになる日常は もう僕に必要なんてなくてさ ねぇ「聞こえるかい」って呟いて僕は歩き始める Another mind 僕の心を慰めておくれよ 君と僕の心に 領域なんてなくてさ 合わせ鏡の世界で 浮かんでは沈んでいく 「心

    • 1st「飛べないトビウオはただの魚だろ!?」

      03 rain あなたの言う言葉に少し臆病になってしまって だけど報われない気持ちは雨のように降り注いでしまって 私も一緒に泣いてしまわぬようにと、君に傘を渡さないでいたんだ 掠れた声で泣いてる、あなたにかける言葉は無くて 迷いに迷ってる僕は、見かけ通りの弱虫で いつかあなたを守れるようになんてさ、 心の中で自問自答している 聞こえないほどの小さい声 雨の音は大きくて 道に迷ってる君は、いつもよりも小さくて いつか泣き止んでくれるかな 心の中で想い続けて

      • 1st「飛べないトビウオはただの魚だろ!?」

        02猫とミルクティー 僕の声は無情に響いてる 地下鉄の駅で悲しく響いてる 別れを告げた君の瞳に 押しつぶれそうになる僕は何なのか 君と話すときは歌うときよりもっと 優しくなって 私の好きなあなたの声は そんなのじゃないって君が言った 愛しいあの日の記憶 コートを羽織った姿も 袖を折った姿も 君には僕は見えてない 歌を綴る人達はそう皆 過去を辿って言葉にするだろう そしてペンをおこしつらつらと 僕は口だけで文字に出来ないまま 語るのは簡単でも

        • 1st「飛べないトビウオはただの魚だろ!?」

          01共感覚 感じとれる孤独な知覚現象、深く青く澄み切って沈んでいく        脳裏から削れた感覚は                         空間的で歪なローケーション 無意識的感覚それでさえ          運命から 、論理から、逃げられないものだとしても 滅茶苦茶に壊しても                          消えないこの感覚が                          全てを隠してしまうけど 枯れない感覚かそれは輻輳か、転がり落