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2022年 感動したドラマ 『 鎌倉殿の13人』

この記事は、参加しているメンバーシップ「じぶん綴り方」の1月のテーマ(2022年に感動した映画&ドラマ)への投稿です。

2022年に感動したドラマは、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』です!
大河ドラマは、ほぼ毎年見ているのですが、これは確実に最高傑作でした。

三谷幸喜さん脚本の大河ドラマはこれが3本目なのですが、もともと私がハマったのはその1本目、2004年『新選組!』です。これにドはまりして台詞が言えるくらい繰り返しDVDを見て、幕末好きにもなり、出演していた山本耕史くんのファンにもなりました(鎌倉殿にも出てうれしかった!)。

大河ドラマは1年間・40話以上放送されるので、出ている人たちの人生・変化をちゃんと感じられるのが魅力で、特に三谷脚本はそれが実に丁寧に描かれているなと思います。

『新選組!』のとき、三谷さんが、1度脚本を書いた後に、新選組の主要メンバーひとりひとりの視点から読み返し、このときこの人はどういう気持ちか、何をしているのか?を考えて書き直すとおっしゃってるのを聞いて、なるほどと思いました。(まずい『新選組!』を語り出すとキリがなくなる…)

『鎌倉殿の13人』でも、登場人物がみんな魅力的でした。

毎回のように人が対立して死んでいくけれど、どちらかが善でどちらかが悪のような勧善懲悪ではなく、どちらにもそうする理由がある、どの人の立場や気持ちもわかる、どうして対立する羽目になったんだろうか?と思える筋書き、そして役者さんたちの演技、素晴らしかったです。

鎌倉時代ってそこまで詳しく歴史を知ってる人は多くないと思うけど、私もそうでした。ドラマを見て、この後はどうなっていくの?とネットで歴史を調べました。

でもそもそも書物もそんなに残ってないらしいので、主要なポイント(どんな戦が起きるとか、誰が死ぬとか)はわかっているけど、詳細は諸説あったりとか、わからないことが多いようです。

なので、歴史ドラマではあるけど、次この人あたりが死ぬっぽいけどどんな感じで?とかは歴史を調べても全然わからず、見るまでドラマでどう描かれるのかわかりません。その史実の間を埋める三谷さんのストーリーが見事で、毎回どうなるの?とハラハラ、ワクワクして1年間楽しませてもらいました!


※トップの写真は、鎌倉の富岡八幡宮です。ドラマにはまって、鎌倉に遊びに行き、期間限定開催していた『鎌倉殿の13人館』にも行きました♪

北条義時(演:小栗旬さん)の衣装
源頼朝(演:大泉洋さん)の衣装


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